やっと スマロド君に
先日装着したビルシュタイン車高調の実力を
ワインディングで試してきました。
未だ前後車高の微調整はやってませんが現時点のインプレッションでも・・・
スマートロードスターにおけるビルシュタイン車高調のデフォルトセッティングは
前後ともノーマル-35mm程度。
僕はフロント-25mm リヤを-20mmにセット
フロントのトーインは0(若干のマイナス気味)でのセッティング。
タイヤはノーマルサイズでの評価になります。
まずスタイリング
見栄え的にはべたべたに落としたほうが良いのでしょうが
-20~-25mmでもかなり改善されます。
それ以上落とした場合はフロントのナンバープレートを打たないように
かなり気をつける必要が有ると思います。
街中
ノーマルよりも若干硬めの感触
これはバネの硬さというよりも ダンパーの硬さの感じがします。
硬いけれど角の無い硬さで収まりも良くて不快感はあまり無いです。
フロントはしなやかなのですがリヤは若干ハネ気味なのが少し気になるところ。
高速道路
車高を落とした効果もあるのかもしれないけど非常に安定してます。
ギャップ通過後の収まりも非常に良くて
ノーマルのハネちゃう感と比べると「同じメーカーのサスなのか?」
(スマートはノーマルもビルシュタイン製)
と疑りたくなるほどです。
ワインディング
ブレーキング時にギャップがあっても見事にいなしてくれて安定してます。
それとスマートロードスター特有の腰高感が解消されている。
(こんなに低い車高でもノーマルではなぜか重心の腰高感を感じます)
ブレーキング残しつつのコーナーへのアプローチでも
しっかり加重がかかっていくのを感じ取れるくらい過渡特性が
良くなった感じです。
フロントは踏ん張りながらもしなやかな動きですがリヤは硬さを意識させます。
コーナー脱出時にはその硬さが良い方向に向かいアクセルの加減で車の動きを
コントロールしやすくなった感じがします。
ノーマルではあるところから急激にリヤが流れていく感触があり、
その挙動がつかみにくいのですが、ビル足車高調ではその動きがわかりやすい。
しかも 滑ったときもなかなかにコントローラブルです。
ただし
リヤの限界が上がった感じでリヤを外に出す動きを出しにくくなりました。
全体的な印象としてコーナリングは安定感が増して安心感が高くなりました。
月並みな表現で言えばスムースに運転しやすくなって
まるでドラテクが向上したか?のような感じです。
僕的に言えば かなり乗りこんでせっかくスマートロードスターの
トリッキーな性格を上手く使えるようになってきたのに、
なんかイージー傾向になってしまって面白みにかけるセッティングになって
少し残念です。
車としてみた場合は乗り手を選ばず安心して早く曲がれるということは
すごく良い方向だと思うのですが・・・・
無理やりまとめると・・・
スタイリングだけでなくノーマルに比べて安定感がすごく高くなります。
乗る機会が少なくちょっぴりワインディングを楽しむという方にはお勧め。
スマートロードスター特有のクセを思い切り楽しみたい人には
ノーマルのままのほうが良いと思います。
車高バランスを弄って面白いセッティングを見つけることができたらまたUPします。
Posted at 2009/01/03 22:22:24 | |
トラックバック(0) |
スマートロードスター | クルマ