
とあるサイトでこんな情報がアップされてました。
「スカイマークサービスコンセプト」
①お客様のお荷物はお客様の責任にて収納をお願いします。客室乗務員は一切援助致しません。
②お客様に対し、従来の航空会社の客室乗務員のような丁寧な言葉遣いは義務付けておりません。時には厳しい口調で注意することがあります
③客室乗務員のメイク、ネイルアート、ヘアスタイルは自由にしております
④客室乗務員の制服はポロシャツのみ義務付け、それ以外は自由にしております
⑤客室乗務員の私語について苦情を頂くことがありますが、客室乗務員は保安要員として登場しており、接客は補助的な業務でありお客様に直接関わり合いのない苦情は受付けません。
⑥幼児の泣き声等の苦情は一切受付けません。飛行機は密封された空間であり様々なかたが乗っている乗り物であることをご理解いただいてご利用ください
⑦地上係員の説明と異なることを客室乗務員が指示する場合、その指示に従っていただきます
⑧機内での苦情は一切受け付けません。ご理解いただけない場合は退出いただきます。ご不満のお客様はお客様センターか消費者庁消費生活センターへお願いします。
はい、LCCの先駆者、スカイマークが最近座席にこのような案内文を差し込んでいるみたいです。
上記の内容、少々行き過ぎた部分とちょっとコレハ違うだろ??な部分もあるが、
“個人的”にはよくぞこれまでの航空業界においてはびこっていた、
サービスに対する概念を打ち破ってくれた!と、拍手を送りたい。
利用者の中には「なんて上から目線な会社!」と感じる方もいらっしゃると思いますが、
自分の求めるコストやサービスの質に応じた航空会社を選べるぐらい、
選択肢が増えてますからね。
ボクが航空業界に居た4年間は、上空や地上で発生するクレーム処理をダイレクトに
受け付ける担当(笑)
「航空機に乗る」という行為が高嶺の華だった昭和時代の流れを汲んでいる方が多く、
理不尽極まりないクレームと戦う日々でした。
(もちろん明らかに航空会社側の責任で迷惑をかけてしまう場面も多いですけどね)
最終的に示談に持ち込むためには、納得のいかない内容でも
利用者側にアメを与えてしまう解決方法ばかりでしたからねぇ。。。
「お客様は神様」という時代はそろそろ風化しても良いのではないかと。
もちろんお客様あっての企業経営があり、お給料をもらえるわけですが、
時にはお客様と対等な立場であることも大事だと思います。
そういう意味では「お客さん」という活字が好適なのかも。
上記のスカイマークのサービスコンセプトは、LCCにとって低コストで利益を得ていくための、
生産性を高める必要な手段なのかと思いますが、
スカイマークにはコスト意識ばかりではなく、
⑤に書いてある「安全」を常に最優先で履行して運航いただくのをただただ望むだけかな♪
安全第一!