
酔芙蓉。
名前の由来は、日中は白い花だけど、夕方になるにつれて赤く変化していく、「酔っぱらっている」ような花だから・・・。
なんてことない花だけど、この一輪はスゴく嬉しい!!!
昔、親戚の叔父さんが、婆さんのために玄関に植えてくれた。
この花は生命力が強くて、どんどん大きくなる。
季節(夏?)になると、大きな花びらが沢山開いて、近所の人からも「綺麗だねぇ」と評判だった。
婆さんが死んでからも、「婆さんが好きだった花」という意味もあって、毎日水をあげて毎年大きな花をつけてた。
ところが、婆さんが死んで数年経ったとき、心無い身内が玄関周りを改修し、大事にしていた草木を抜き、コンクリートを打ってしまった。
以前から、酔芙蓉は色の変る面白い花なので、興味のある人から「分けて欲しい」と言われていた事もあって、何本か枝を切りペットボトルに入れて根を生やして増やしていた。
「玄関にもう一度植えてやろう!」と思い、1本だけ残ったペットボトルを鉢に移して、毎日水をあげていた。
元々強い植物なので、枯れることなく成長。
蕾も二つだけ付いたが、鉢に移す時期が遅かったので、「花が咲くのは来年かなぁ???」と期待していなかったが、水をあげようと鉢を見ると、蕾が開いて白くて大きな花が・・・。
きっと、日が当たれば、大きな白い花が広がる。その後ピンク~赤に変化して、日没にはシワシワになって落ちる。
会社休んで、ずっと見ていたい感じ・・・。
きっと婆さんも喜んでくれるでしょう。
Posted at 2007/11/07 08:26:41 | |
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