先日の土日(10月18、19日)、ニッサンワクテク1泊2日無料試乗キャンペーンを利用してDayz Rooxに試乗してみました。
近くのディーラーで用意してくれたのが、「Dayz Roox ハイウェイスターX Gパッケージ(4WD)」。
売りのひとつであるアラウンドビューモニターが装備されているモデルです。
ところで、私はあまり自動車に詳しくなく、加えてこれまで軽自動車を購入対象としてみたことがなかったため、特に軽自動車に対しては「完全無知」の領域に達しています。
そういう人間が試乗記を書こうとしているのですから、一般的な常識を知らずにいることや頓珍漢な記述があっても、サラリと流していただければと思います。
なお、私は普段からCVT車を運転していますので、CVTにネガな偏見は持っていません。
また、少々辛口の記述もありますので、一部オーナー等の方によっては不快に感じる表現があるかもしれません。先に謝っておきます。m(_ _)m

【エクステリア】
個人の好みによるところが大きいのですが、私自身は、デザインがどんなに優れていてもいわゆる「スーパーハイトワゴン」は好みではありません。
理由としては、横幅に比べ高さがありすぎるため、安定感に欠けるような印象を受けてしまうからなんです。
※ちなみに、理由はもうひとつあって、普通車で走行中、自車の前を走られると視界が大きく遮られるためストレスを感じるため。(笑)
同様な理由で、バス・トラック・ミニバン・クロカン・SUVもしかりです。(ただし、自分がそれらに乗ってる分には見晴らしよいうえに着座時も楽なので割と好きです。笑)

【室内のサイズ感】
室内は、横幅はともかく、上方(特に前席斜め上方向)のスペースがありすぎて、もったいないほど広く感じます。(実際、広いのでしょう)
ただし、軽自動車だからしょうがないのですが、後席足元空間の広さはラゲッジスペース(無しに等しい)を犠牲にして実現している関係で、これは同時に後席乗員の頭部のすぐ後ろにリヤウインドゥが迫っていることをも意味しますので、万が一「追突でもされたら・・・」と思うと、私は怖くて人を乗せるのに躊躇します。

【インテリア】
決して安い車ではありませんので、分相応に高品質な感じは受けます。
シートはスエード調のクロスで、加重移動による滑りはもちろんありませんが、シート形状によりサポート感はありません。シート前部の高さ調節が出来ないので、私はうまくポジションを作れず、常に両足太もも裏に圧迫感を感じながらの運転になりました。(もう少し試せば解決できたかもしれません。)
メーター周りは、オーソドックスな回転計と速度計の2連メーター形式ですが、その回転計の一部に"取ってつけた"ようなブルーのインフォメーションディスプレイ(シフトポジション、外気温、ODDメーター等表示)があります。これが実に視認性抜群で、ついそこに視線がいってしまい、速度計に目がいきませんでした。(危険!笑)
気になる点が、空調関係等のスイッチですが、ピアノブラック仕上げのタッチパネル式で指ざわりは非常にいいのですが、指先の感覚で操作できるダイヤル式のそれと違って、一度視線をスイッチ付近に落として操作しなければならず、運転中にあっては数秒の前方不注意な時間が発生してしまいます。実際、試乗中の私がそうでした。コストダウンもあるのでしょうが、この辺は再考願えればと思います。
【動力性能】
自然吸気エンジンとしては標準的な出力のエンジン(49ps/6500rpm、6.0kgf・m/5000rpm)だと思うのですが、なにしろ車重1,000kgもあるためか、痛切にパワー不足を感じました。
特に、発進時および中速度域での加速(ようするに一般道での追い越し時の加速)で。
発進時はもしかしたらCVTの制御によるものなのかもしれませんが、50~60km/hからの加速ではもう少しがんばってもらいたかったです。(黒煙上げて走るバスを追越した時、このまま追越せないんじゃないかと思うほど、並走時間が長かったです。汗)
・・・ターボモデルだったら、ずいぶん違うんだろうけど。
【アイドリングストップ】
非常によく作動し、停止直前からエンジンストップしているのが感じられます。
ただし、狭い交差点等で右折する場合など一旦停止するためにブレーキを踏んだものの、対向車も右折しようと速度を落とした場合、すぐにアクセルオンで右折開始したい時にもアイドリングストップが作動してて「エンジンストップ→瞬時に始動」というケースが試乗中、何回かありました。
実用上は特に問題無いのですが、私みたいに古い人間には「エンジンに悪影響はないのか?」と心配になります。(無論、そういうことも含めて設計されてるんでしょうが・・・)
また、夕暮れ(というか、もう真っ暗)の大渋滞にも出くわしたのですが、ライトを点けたまま延々とアイドリングストップしていましたが、これも「バッテリーに
悪影響はないのか?」と心配になりました。どちらも杞憂なんでしょうか?
【アラウンドビューモニター】
使用前・・・「まともにバックも出来ねーのかよ、こんなもん必要無いだろうに・・・。ましてや軽自動車のサイズに(嘲笑)」
使用後・・・「ちょ、これは欲しい!絶対っ!! メーカー違うけど僕の車にポン付け出来ない?!!!」
【燃費】
261.4km走行、13.75㍑消費。 → 19.01km/㍑
走行した道路は、田舎の1桁国道→ド田舎の3桁国道→ド田舎の狭い県道→地方都市の1桁国道です。
途中、バス追越したり、"自称"安全運転に徹する大名行列の先頭車追越したり、40分にわたる渋滞に巻き込まれたりしました。
車重1000kgでアンダーパワー。発進のたびにアクセルを深く踏み込んだ割には燃費それほど悪くなかったと思います。
渋滞時のアイドリングストップは効果絶大ですね。これまでのアイドリングストップに対するネガな認識が少々(良いほうに)変わりました。
・・・最後に。
家の車は2台ともヒンジドアタイプだからか、うちの子どもはワンタッチスライドドアに興味津々でした。
-落ちは無し-
Posted at 2014/10/22 21:43:30 | |
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