DJ デミオに起こっている異常振動に関するリコール整備を 9 月 10 日に受けたことは既に書いていますが、それから 500 km 程走ったところで、エンジンシステム異常を示すウォーニングランプが点灯しました。
この症状が出る可能性があることはみんカラその他のネット上でもいくつかの報告を拝見して知っていたので、自分のクルマが当たってしまった、と不運に思ったくらいなのですが、その後が結構な大事になりました。
翌日、ディーラーで確認してもらったところ、四気筒あるシリンダーのうち一つで失火したログが残っているとのこと。
失火の原因は推測するしかないのですが、
・リコール整備でおこなった煤清掃の結果、剥がれ落ちた煤が排気バルブに引っかかり、圧縮の過程で圧がかからずに燃料が着火できなかった
・インジェクターが詰まった
可能性が考えられる、とのこと。
これらは今回のリコールのそもそもの原因、異常振動が起こる機序と一緒で、ディーラー担当者さんは「ウォーニングランプが点灯した時、クルマに何かおかしな挙動などはありましたか?」と訊ねてきました。けれど僕のクルマの場合、走っていて起きている普通の振動など以外は何も感じられず、ただメーターの下に突然オレンジ色の明かりが目に入っただけでした。
それはそれとして、この症状が出てしまうと、ディーラー側としてはエキゾーストバルブスプリングの交換と、インジェクターの交換をおこなう以外に方法はなく、部品の取り寄せを待って交換と相成りました。
同時に、PCM リプログラミングの数値を若干変更したそうです。
個人的には、一時失火しただけでバルブスプリングとインジェクターをすべて交換するのは大げさな気もします。が、クルマの所有者が皆僕と同じ考えを持っている訳ではありませんし、一度起きてしまった以上そのクルマは再び失火を起こす可能性があるし、それがいつどこで起きるか分からない以上は交換して再発の可能性を潰しておかないとならない、と考えるのも分かります。
しかし、リコール整備をおこなったクルマの何パーセントにこの症状が出るのかわかりませんけど、かなりの損害なんじゃないかなぁ。
ところで、僕のクルマはウォーニングランプが点きましたけど、そもそものリコールの発端となった異常振動が起こった方々の話をネット上でいくつも読ませていただきましたが、ウォーニングランプが点いた、って書いていた人の記憶がないんですが、僕の見落としなんでしょうか?
話はリコール整備後のことに変わりますけど、整備後に走った感想をいくらかの方が書いているのを読むと、皆さん『加速がマイルドになった』というような印象を述べておられます。
僕はあんまりそんな印象はなく、代わりに走行中のクルマの振動が少なくなったように感じたんですが、気のせいですかね?
あと、リコール整備の一環として排気側バルブの煤清掃がありますが、これ何しているかというと、エンジンをかなりの回転数で保持し、溜まった煤を焼き切る、という作業をしているのだそうです。
で、僕のクルマ、帰って来た時の平均燃費が
8.8 km/L になってたんですけど、
いくら何でもやりすぎじゃね?
ブログ一覧 |
My Demio | 日記
Posted at
2016/10/01 13:05:32