2006年05月31日
石垣島旅行記 Vol.2
やっぱり南は暑い。
窓を開け、扇風機を回しっぱなしにしていたのに、暑さで
アラームが鳴る前に起床してしまった。
ぼけーっと朝食のパンをかじりつつ、テレビを見て天気予
報を確認。今日の天気は良さそうだ。
トートバックを取り出し、タオル、水着、カメラ等の準備
に取りかかる。
前回のVol.1で触れ忘れていたが、今回のためにダイコン
(ダイビングコンピュータ)も購入していたのである。
また、デジカメは昨年12月に購入し、使い慣れてはいたが、
水中ハウジングは出発3日前に購入していたので、デジカメ
を入れて水の中に入れるのは初めて。ぶっつけ本番である(笑)。
はたして、ダイコンとデジカメは無事動くのだろうか?
ダイビングショップには8:30集合となっているが、宿から
ショップまでは歩いて2分の近所。
なのでギリギリまで宿で休み、ショップに向かおうと玄関を出
ると見覚えのあるクルマ。ショップの店長が(近いのに)わざ
わざ迎えに来てくれたのだ。
乗って数十秒でショップに到着(笑)。
いつもの方々の顔が懐かしい。
あれ、でも、ライセンス講習をしてくれたNさんが坊主になって
居るぞ(;^^)。
さらに、明るい(というか少しうるさい位)女性スタッフがい
ない。今日は休みなのかな?
少々戸惑いはあったが、申込書と誓約書を書き、早速港へ。
ログブックを忘れたことを伝えたら、コピーを用意してくれる
との事。すいません、お手数をおかけしますm(_ _)m。
もう既にショップの方達も自分自身も勝手は分かっているので、
先に港に行き、待っていることに。
ウェットスーツを腰まで履きしばし待機。
ショップのクルマが到着し、一緒に行く方とスタッフが登場。
午前の行程は、スノーケル体験の男性一人とマンタスクランブル
へ行くこととなった。
船に乗り込み、出航の準備を待っていると、Nさんが2艘隣のショ
ップの船を指さした。明るい女性スタッフがいるよ、と。
あら、別のショップに移ったんだ(;^^)。
何があったか聞くことはやめたが、何か寂しかったな。
暫くしてゆっくりと船は動きだし、港を離れていく。
ひたすら北に向けて走る。
いや~しかし、今日は本当に天気が良い。
多分今しかチャンスが無いだろうと、日焼け止め対策をしていない
肌を晒す。
青い空、白い雲、ぎらつく太陽。こっちはすっかり夏目前だ。
風も比較的穏やかで、気持ちいい。
30分ほど走り、もうすぐポイントに到着と言うところで、海の
様子が変わった。
海面の波が全くなく(いわゆるべた凪)、まるで湖にでもいるかの
ような錯覚に。水の色は濃い藍色。少し不気味な感じだ。
更に5分ほど走り、ポイントに到着。
人気のポイントだけ有って、既に他の船も多く停泊している。
船を止め、ブリーフィングを行い、ダイブの準備開始。
水深は15m程との事。いきなり深いですなぁ(;^^)。
ウェイトを巻き、BCを背負い、マスクを付ける。レギュレータを
くわえ、息が出来ることを確認。フィンを履き、船の縁に座る。
エントリーは毎回バックロールエントリーである。
前回までに何本か同じエントリー方法をやっていたが、何度やっ
ても緊張する。ついつい縁に座ったまま心の準備を数秒。
BCを少し膨らまし、意を決して海へ。
この瞬間さえクリアすればあとは問題なし。
パディはNさん。Nさんからデジカメを受け取り、動作確認。
どうやら大丈夫なようだ。
潜水を開始し、水中の集合ポイントへ。
久しぶりとあってか、耳抜きと浮力調整に手間取る。
なんとか感覚を取り戻し、本格的なダイブ。
まずは手慣らしに周辺の珊瑚を観察しつつ、マンタの出現を待つ。
あ、ダイコン動いてるかな?
・・・動いてない。うーん、何でだ???
しょうがない、あとで考えよう。
暫くして、他のダイバー達の様子が変わってきた。
その様子で何が起きているのか、理解できた。
マンタが現れたのである。
うわ、本当に出た! というのが最初の感想である。
(マスク越しとは言え)肉眼で見るのもそこそこに、カメラを向
ける。慌てていたためか、ムービーモードになっていて、最初の
数秒は動画になってしまった。モードを変え、シャッターを切り
まくる。しかし、残念ながらあっという間に遠くへ泳いでいって
しまった。だからといって追いかけてはいけないのがルール。
タンク圧ギリギリまで待つも、結局現れず。
名残惜しいが船に戻る。
ちょっと深かったのと、呼吸しまくったせいか、Nさんが想定して
いた時間よりかなり早くタンクが無くなってしまったらしい。
ちょっと反省。
機材をおろし、デジカメをチェック。モニターでは分かりづらいが
なんとか撮れているようだ。
少し休憩し、まだスノーケル班がやっているので、私もスノーケル
をすることにした。
すると、また現れたとの情報が。
たしかにいた。海面から下を除くと、別の個体と思われるマンタが
悠々と泳いでいる。
先程よりも更にシャッターを切りまくる。あまりに撮影とマンタを
見ることに夢中で、気付くと船から大分離れている。
船の近くまで戻り、スノーケルを楽しむ。
やがて時間となり、船にあがった。
聞くと、どうやら3匹の個体がいたらしい。私が見たのは2匹だった
けど。でも、実物を見られたのは本当に嬉しかった。美ら海水族館で
ガラス越しに見たその雄大さに惹かれ、いつかライセンスを取って、
実際に見ようと夢見ていたことが今日、叶ったのだ。
やがて、諸々の準備が整い、港へ向け船は再び走りだした。
午後からは風と波が出てくるだろうと予想し、午前にマンタスクラン
ブルに行くと決断したNさんに感謝。
舵を取るその姿は、頼もしさで一杯であった。
Vol.3に続く・・・。
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Posted at
2006/05/31 11:28:17
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