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こるまろのブログ一覧

2019年01月18日 イイね!

高瀬城址に臨む

高瀬城址に臨む尼子十旗(あまごじっき)は、戦国時代に出雲国を支配した尼子氏の本城である月山富田城を防衛するため配置された主要な10の支城です。

今回は尼子十旗の一つである高瀬城の攻略に臨みました。





農道をドライブするといつも目に付いて、ずっと気になっていたのが高瀬城址の看板です。
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(この画像から5枚は昨年9月のもの)

高瀬城は標高319.4mの高瀬山に築城され、山頂の大高瀬(甲の丸)、一段下がった小高瀬(二の丸)、山麓付近の鉄砲立(三の丸)の三段からなる山城でした。
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尼子十旗(あまごじっき)の一つ、高瀬城址にいつか登ってみたいと思っていました。


ちなみに、本城の月山富田城を守る尼子十旗は、白鹿城、三沢城、三刀屋城、赤穴城、牛尾城、高瀬城、神西城、熊野城、馬木城、大西城。 
(攻略済みのお城はリンクを貼ってます)

この画像は昨年、2018年9月のものです。 


高瀬山(高瀬城址)への登山口。 

ここまではこれまでにも1,2度来ていますが、このときついに登ってみる覚悟を決めました。

登山口から高瀬城址山頂まで山道を1.4kmです。 いざ、出陣!

しかし、100mも進まないうちに、生い茂る樹木の葉と蜘蛛の巣と襲い掛かる蚊に行く手を阻まれ、尻尾を巻いての退散を余儀なくされました。 攻略は敢え無く失敗に終わる・・。



だが、あれから4ヶ月後の今年、2019年1月に再チャレンジを試みることにしました。
(ここからが今年1月の最新画像となります)

というのも、この日は冬なのにとても良い天気でした。 冬だから行く手を阻む樹木の葉や蜘蛛の巣も無いだろう。 冬の晴天の日が高瀬城址攻略の絶好のチャンスだと思ったのです。

高瀬山(高瀬城址)登山口には専用の駐車場は無くて路肩に縦列駐車です。

実はここに他の車が停まってるの見るの初めて。 既に先客で3台の車が停まっていた。

改めての再出陣なり!

山頂まで1.4kmの登山道を歩き始めた。

登山道の最初だけ階段が整備されてます。 いきなり急な坂を登る。

登り始めてものの数十mで息が上がる。 しかし、休まず登り続ける。

あとはこのような階段や手摺りの無い山道を登り続けます。 

思った通り、邪魔になる生い茂った樹木の葉や蜘蛛の巣は無くて登りやすくはあった。 

冬だから鬱陶しい蚊もいない。 登山に専念できた。

あまり整備が行き届かないマイナーな山城に登るのは冬の晴天日がベストかもしれないと思った。

三の丸(鉄砲立)の案内板がありました。


ここが三の丸?

広いスペースがある郭(くるわ)とは言えない、ただの通路みたいなところでした。

狭い溝のような山道を歩きます。 ここらあたりで下山してくる年配男性と擦れ違って驚いた。

「元気ですね」と声を掛けると、「散歩道みたいなもんです」と軽々と言ってのける。
あと、先に鉄階段があってそこが壊れてるから注意するようにと教えて下さった。

S字のタイトコーナーつづら折り。 ここらあたりは割と坂がなだらかで歩きやすい。 

ただし、両側は崖だ。 ちょうど山の尾根を歩いてるではないだろうか。

七曲りが現れました。

七曲りの言葉からここが最大の難所だと思えます。 

ここから急な坂のつづら折りが続いた。

道とは思えない岩場を登る。

息も絶え絶えで七曲りを登りきると、駄置場という場所に着きました。

ここを左に行くと山頂(大高瀬)の甲の丸(本丸)。 右に行くと小高瀬の二の丸となる。

駄置場は、案内板によると武器や兵糧などを馬により運びあげ貯蔵して置いた場所とされる。

あの狭く急な七曲りを馬が登ったとは信じ難いが・・。

駄置場を右に行くと二の丸(小高瀬)なのですが、草木がぼうぼうでとても進めなさそうでした。

道が見えないので二の丸はパスします。

したがって、そのまま山頂の甲の丸(大高瀬)へと向かいます。

ここから先が意外とまだ長かった。 ひたすら登山。

何段かの構造となった郭が現れます。 山城らしくなってきた。


そろそろラストスパートのはずが、まだまだ急な坂が続く。

ちなみに、落ち葉満載の坂道は下山のときに滑りまくって転びそうになり苦労しました。

大きな岩の間を抜けます。


例の鉄階段が現れました。 途中で擦れ違った年配男性が注意しろと言ってたやつ。


鉄階段のうち2段ほど朽ち果てて底が抜けている。

だが、事前に教えてもらってたお陰でこのトラップを難無く通過。

まだ続くのか。


広いスペースが現れるも案内板は特に無し。


さらに登ると青空が広がって・・ あっ、あれが山頂では?!

人の姿が見える。

標高319.4mの高瀬山(高瀬城址)を登りきって山頂の甲の丸に到着です。

約30分の登山でした。 山頂には全て年配の方たちの登山者が6名。 うち1名は画像から外れたところで何故か横笛を吹いている。 とりあえず他の人と一言二言の会話を交わしておく。

山頂に着いてから知ったのですが、登ってきた登山道とは反対側にも別の登山道がありました。
先客6名のうち2名は反対側の登山道から下山していかれました。  あと4名は自分も登ってきた登山道から下山していく。

皆が下山しだしたのを辛抱強く待って、山頂がオールクリアになったところで撮影開始です。


眺めは北側が良かった。 天気も良くて見晴らしが良い。 

冬なのに素晴らしい青空。 空気も澄んでる気がする。 吹き抜ける風が心地良かった♪

出雲平野(簸川平野)


宍道湖が少し見える。

手前には4年前に登った大黒山(標高315m)。 (ブログ: 大黒さんの大黒山に登ってみた

甲の丸(本丸)


山頂の甲の丸は広くないです。 むしろ狭い。


これにて尼子十旗(あまごじっき)の一つ、高瀬城址を攻略です!


山頂で暫しの休憩をとってのもぐもぐタイムです。


この後、登ってきた登山道をそのまま引き返して下山しました。 

ところどころで落ち葉で滑って転びそうになりながらも無事に下山。 

帰り際、高瀬山(高瀬城址)の遠景をバックに。


高瀬山(高瀬城址)、ずっと気になってましたがようやく登ることが出来ました。

昨年9月に一度は試みるも失敗してたから、今回の登山成功はかなり自己満足度が高いです。

別の場所からも高瀬山(高瀬城址)の遠景をバックにもう1枚。

今度はこのときだけ屋根オープンにする演出、言わばやらせ画像です。 ありがとうございました♪
Posted at 2019/01/18 22:14:59 | コメント(1) | トラックバック(0) | ボクスター | 日記

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