
先週末のこと、今時ながらリバーサルフィルム「プロビア400X」を購入したのでNikon F2と三脚を積んで星野写真を撮ろうと山へ向かった。
特に撮影地は決めておらず、なんとなく南アルプスかな?というのりでR20の富士見町あたりかたら入笠山へ入ってみた。以前セローで黒河内林道から入笠山の牧場を経由して杖突峠へ抜けたことがある。ノーマルタイヤのジムニーでもさほど問題ないはず。
牧場のゲートまで到着したが、崩落のため通行止めとの看板があった。
既に夜中の12時近かったこともあり閉鎖箇所までとは考えずに芝平峠へ迂回することにした。
このまま杖突峠へ出るのもつまらないので金沢峠のあたりから折り返して町道高嶺線へ入ってみた。微妙にガスっていて星野写真を撮るなんて無理な状況。
はじめのうちは赤土っぽい道に砂利が少々という感じで走りやすかったが、徐々にゲンコツより大きな石が多くなり、踏んだらやばそうな尖った石もゴロゴロ。ヤバイ石を避けながら走っていると、ガレ場らしく路面の溝が増えてきた。
バイクなら少々のゲロ道くらい問題ないが、夜中の12時過ぎにノーマルジムニーでこの山奥で脱輪するのはちょっと勘弁。画像はあまり深い溝ではなが、実際にヤバいと感じたのは1~2箇所あった。暗いから直前で突然溝が現れる感じ。
そうこうしてると、ガレ道だけじゃなく水溜りやぬかるみも多くなり、気を抜くとマズい雰囲気になってきた。しかし吹っ飛ばない程度に慣性をつけて二駆のまま泥濘を突破し、溝に落ちないようギリギリまで脇に寄せたりアプローチアングル変えたりして終始笑顔で通過。(ヤバ箇所は写真撮れなかった)
しばらくすると、頂上?付近でススキに道が覆われて路面が良く見えない状況が続くようになってきた。
こうなってはUターンも不可能なので本当に草の下には道があるのかどうか不安を感じつつゆっくり前進。ところどころ溝が見えたが小さなものだったのでそのまま強引に突破。とてもじゃないが脇に避けられる状況ではない。このススキゾーンは数百メートルはあったように感じた。
見通しの効かない深夜のため突然の溝に緊張した場所は数箇所あったが、昼間なら全体としては普通のフラット林道というイメージかな。多度山の縦走路みたいに崩壊してるわけではないし。
午前2時過ぎにようやく下山してみると、クモの巣と種や葉っぱで車は悲惨な状態。
更に無数の線傷がびっしり。道の駅長谷で仮眠し、朝一番で伊那市内の洗車場へ向かった。
町道高嶺線は夏場の深夜にソロで通るものじゃなさそう。特にススキ地帯は不安指数とても高く、顔がこんなんなってた→ (´・ω・`)
三重県の迷岳で上り坂ガレ道でスタックした時より緊張した。
Posted at 2012/08/28 01:01:57 | |
トラックバック(0) |
ジムニー | クルマ