前置き。
えー。知ってる人は知ってる。知らない人は知る由も無い。
昔。それはもうセピア色の記憶が蘇る。そんな昔の話。
ブログしてました(いろんなところでいろんなやつを)
その中でも、一番文章が長かった車関係のブログ。
あれ、久しぶりにしたいなぁっと思った。
なので、お付き合いください。
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さて、車の価値ってなんでしょうか?
あ、資産価値ってのが代表格ですな。
あとは歴史遺産的な価値。
世界初のCVT車、ダイレクトドライブ車。そういう価値。
他に何がありますか?
結婚相手との初めてのドライブに行った車。ああ、これも価値がありそう(俺にはわからん)
そういういろんな評価基準で価値が決まる。
仮に今、目の前に、500万円の新車があります。
ある人にとっては、それは500万円出す価値があるかもしれない。
ある人にとっては、それは500万円出す価値がないかもしれない。
その価値基準は人それぞれである。
トヨタの新型高級ミニバンにオプションつけて。家族を乗せてどこか行く。孫を乗せてどこか行きたい。これも500万円
高級セダンで伴侶を乗せて温泉旅行行く。これも500万円。
じゃあ僕にとって価値とはなんだろうか。
そういうことをじっくり考える車に出会った。
そして、それは500万円(全コミ)であった。
その車に乗ったは今日の15時ぐらいかな。
今日は寒かった。
その車は、白く、そして横に広かった。
思ってたよりも幾分大きかった。
まずは、外見から、この車は4代目の車で先代には何回か乗せていただいたから、先代のイメージからすれば幾分角が取れ、そして流行を取り入れた格好である。
500万円出すには幾分高級感は無いが、これはそういう車なんだ。
「どうぞどうぞ、乗ってください」っと声をかけられてさっさと乗る。
内装は。。。先代比べれば高級”感”は増し、そして流行を取り入れたデザインである。
今乗っているDS3のほうがアカ抜けてると思うが、新しく買う車ならこれでも十二分かな。
先代よりも馬力が減ったエンジンを掛けてさっさと動き出す。
ヘッドクリアランスが少ないなぁっと思ったけどまぁこんなもんかな。シートの出来は良い。さすが。
運転環境に違和感は無い。
動き出し、ハンドルを切ってアクセルを開ける。
ハンドルの感触。。。
ああ、そうそう、これこれ。
この車はこうだった。
それを思い出す。
ブレーキタッチは良い、ブレンボだけどちょっと抜きの方に癖があるように感じた。
ピッチング方向のしつけもさすがです。
コンフォートモードにしてみる。アクセル開度、そしてシフトタイミングが変更される。
ダンパーは電制じゃ無いのが良い。
バネとダンパーあってます。
ダンパーの締め付けだけでなんとかするのは嫌いなの。
パワステ良好。
アクセルレスポンス良好。
運転手下手くそ。
さて、試乗終わる。
いい感じ。
ツインクラッチの制御、排気音チューニング(笑)などなど、不満点大有りだけどそれを差し引いてもいい感じ。
でも欲しいまで行かない。
演出過多なのがすごい嫌いなのでこういうことはして欲しくなかったなぁっというが一番の印象。
帰路、会社の先輩と会話をしていても。
なんだかスッキリしないし、しっくりこない。
ツインクラッチ?、いや違う。4WS?、それも違う。
考える。
ああ、そうか。っと一人納得。
この車は、今の車なんだ。先代は今の車の中では特異な車だった。
その特異に俺は500万円という価値を見出していた。
その特異が無いからしっくりこないのだ。
先代は特異だった。
とても速い車だった。速すぎるほど速かった。少なくとも俺には。
今回の車はもっと速いのである。サーキットなんか行ったら先代より速そうでもある。
あ、でもね、速い車ならゴマンとある。
これより速い車だってある。
先代は速かった、そして速く走らせなきゃいけなかった。
運転手にスキルを求める車だった。それは意図的に作られた車だった。
速く走りたかったら速くなれ。
車体スリップアングル、フロントアクスルの剛性。全てが「わかってるよね?もっとスピード出さないとしっくりこないよね?」って言ってくる。
その車からの言葉に自分の運転の未熟さに嫌となった。
試金石という石があるがこの車がそうだった。
今回の車はそんなこと無い、車が速く走ってくれる。
これなら500万円の価値が有るだろう。マーケットもうそう受け入れてくれるだろう。
そういえば、前に乗った同じ価格帯の違う車もそう、「車が速い車」だったなぁ。
今はそういう車が500万円なんだな。
でも俺が500万円払って”欲しい”のは先代のように「速く走れるようになれ」っと言ってくれる車なんだ。
この車は来春に別仕様が出ると聞いた。
どういう出来でくるのだろうか楽しみである。
「速く走れよ、このボンクラ。」っと言ってくれると嬉しいなぁ。
車をもし買い換えるなら何がいいんだろうかって最近必死に考えたけど、
その答えの一つなのかもしれない。
他にも答えがあるはず。
もっと探しますが。
とりあえずは来春に期待ですな。
そして、この車はとても良い車でした。
僕みたいな価値観にはそぐわないけども普通にいい車でした。
街乗りも峠もサーキットも楽しいでござる。
そういう車でしたよ。
さすがルノー。
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Posted at
2018/10/12 20:38:27