シビックハイブリッドの譲渡先が確定

素朴な疑問ですが、ハイブリッド車は動力源を部分的に電気モーターに代える事で燃費＝ガソリン消費量を減らしてるわけですが、それで浮いたガソリン代と経年でヘタったバッテリーを交換した時の差額はモトが取れる程のものなんでしょうか？

20万も掛かるなら逆に赤字な気がするんですが。

個人的感覚としては、どうもハイブリッド車にはガソリン代の節約と言う目先の数字だけで消費者を誑かしてると言う印象が払拭できません。一部を電気に置き換えと言うのは本当のエンジン(内燃機関)の性能で勝負してるわけじゃないですから。まぁ乗用車ユーザは機械の性能に着目する人が少ないから市場が成り立つんでしょうけど。

元なんてとれないですよ。
普通に乗ってても、燃費差でベース車とかと比較して元がとれるかというと、とれないです。
物凄い距離を走るとかなら別ですが。

そもそも、元を取るという事を考えるのが間違いですね。昔は元がとれるかどうかなんてことを書いてる記事が多かったですが、最近はないですし。
給油回数が減らせるという観点を見落としている人が多いです。
一度で長距離を走れるとかも。
ましてや、ガソリンスタンドが減っている時代ですし。

エンジンの性能で勝負してるわけじゃないというふうに見られているようですが、同じ排気量でも普通のエンジン車と比較するとかなり燃費重視型のエンジンになってますし。
例えば現行プリウスとかでも、エンジンの最大熱効率40%とか、性能改善もしてますし。

燃費性能が向上するという事は、排気ガスの排出も減らせるわけですので、それはそれでいい事だと思いますよ。
有毒ガスの排出が減って悪い事はないですし。

ハイブリッド車で駄目なら、電気自動車はどうなります？
それこそ、バッテリーが劣化したら、普通車が買えるような値段しますし。
徐々にとはいえ、確実に劣化していきますし。
概算でガソリン代換算でざっくり電気代の方が半分とかいう数字だったかと思うけど、バッテリーの交換費用なんて、ハイブリッド車どころの話じゃないですからね。

あとは、エンジンとモーターを組み合わせた走りが面白いというのもありますよ。

ん？
ハイブリッド＝エコカー＝ランニングコストが安い
みたいな感じの図式を売りにしてたと思ったけど最近は言わなくなったんですか？　私の周囲ではそう言う観点で購入検討してたのもいたしユーザ側の認識はそんなもんだと思ってましたが。

航続距離を言うなら単純に言えばタンク容量を増やせば済む話です。ゴテゴテした余計な装備を取っ払えばスペース空きますし。エンジンを燃費重視型にするのは設計・設定レベルの話です。一般人が公道走るのにDOHCだの4バルブだの六気筒だの要らないでしょう。OHCの2バルブもあれば充分。部品点数が減っただけ内部抵抗を減らせますし軽量化にもなります。更に言うなら気筒数も減らしてOHVでもいいんですけどね。SVまで行くと単純で壊れない代わりパワー出ないか(^^;

回転重視のショートストロークよりトルク重視のロングストロークって手法もありますし。

初期のBuellに乗った事ありますがハーレーのエンジンそのものなのに特性はまるっきりスポーツ車でしたよ。OHVのV型二気筒で。同じエンジンでも設定次第で性格はまるっきり変わります。エンジンだけでなくギア比とか色々変えられる所はありますし。

今はもうこんな特性のは無いと思うけどカワサキのZ750T。最大トルクは3,000rpmで発生します。6〜7,000rpmとか当たり前の二輪の世界でこれは珍しいです。回転数が低い＝同じ距離走ってもシリンダーに燃料を送り込んだ回数は少なくなります。

私が現役で乗ってるスズキのSX125Rは20年以上前の車種ですが普通の人なら40km/L以上走ります(私のは初期のVMキャブだしダート走るので無理)。加えて13Lタンクなんで航続距離は500km位行きます。OHCエンジンで特性も高回転向けにはなってません。その後続距離から大陸間弾道弾と言うアダ名も(笑)。
http://diydourakutetsu.web.fc2.com/SX_DJEBEL.html

ハイブリッドにしなくても既存の技術を煮詰めれば性能は更に上がるわけで、それをしないのは最初から設計すると予算掛かるし目新しいモノが無ければ売れないと言うビジネス戦略じゃないかなぁと思ったり。

電気自動車に至っては「論外」でしょう。技術的には面白いだろうけど実用面では無理があり過ぎます。そもそも買えるのはガレージ付き一軒家に住んでる人だけでしょう。

集合住宅(特に高層階)に住んでる人なんかどうやって充電用電源引っ張るんですか。まさかベランダから他所の家のベランダの前をずっと延長コードぶら下げて駐車場まで何十メートルも引っ張るわけには行かないでしょう。私の所だったら下手すりゃ百メートル以上引っ張りますよ。そんなのが何人もいたらさぞかし壮観な光景が(笑)。一軒家でもしっかりしたガレージ無かったら雨が降ったら濡れてアウトでしょう。

加えて航続距離と出先での補給考えたらせいぜい役所の公用車くらいしか使えないんじゃないかと。決まった管轄内だけ走って夕方5時には閉めるから翌日の朝までしっかり充電できて…。

電気自動車の電池がタブレット並の大きさになって運転席から取り外しできる様になれば毎回外してスマホみたいに家で充電するのが当然になるでしょうけど技術的にどうなのかなぁ。

エコノミーなのか、エコロジーなのかはっきりしないですね。
ランニングコスト的な記述はカタログにも最近はあまりないと思いますよ。

タンク容量を増やすだけだと、その分重量がかさむし、燃費性能が向上するわけではないので、意味合いが違います。
重量が増える分、燃費は悪化しますし。

既存の技術を煮詰める手法はマツダがやってますが、限界が近いのか、電動化の導入を進めるようです。
その既存の技術を煮詰めたエンジンでハイブリッド化すれば、さらに低燃費性能とかが実現出来るわけですし。

電気自動車は今はまだ論外かもしれないですが、すでに自動車業界的には電動化の方向へ進んでます。
ヨーロッパのどこの国だったか忘れましたが、エンジン車の発売を将来的に禁止する方向の規制も話に出てますし。

集合住宅の場合は、共同駐車場に充電器を設置するんですよ。
一戸建ての家なら充電器の設置は簡単ですが。

航続距離の問題もかなり改善されつつあり、カタログ値で400kmまできました。
充電器の数も結構増えていて、移動中に要所要所で充電しつつ長距離移動というのも可能になっています。
私はそんな面倒な事はしたくないですが。

エンジン車はおろか、ハイブリッド車でさえ、発売禁止になるかもしれないという規制の話がヨーロッパで出ているので電動化の流れは避けられないでしょう。
燃料電池車が普及するか、バッテリーの問題が解決すれば、エンジンの代わりにモーターで走るのが普通になるでしょうし。
モーターになれば、オイル交換とか、プラグの交換やらなんてメンテナンスも必要ないですし、それこそ、エンジン車より部品点数が減らせます。
トランスミッションもいらないですし。
モーターだとトルクも低回転からいきなり出ますからね。
バッテリーに関しても全固体電池とかの開発が進んでいて、かなりの性能改善が期待出来ます。