1997年12月 マツダスピードよりユーノス・ロードスター(NA型)8年間の
集大成ともいえる「マツダスピード Cスペック」が発売されました。
マツダスピード(ワークス・スチューン)が、制作した初の
フルコンプリートモデルとして注目を集めた。
見ての通り、Aピラーとドア周りにノーマルの面影を残すが、全体のスタイルは全く別物。
全長4120mm・全幅1720mm・全高1180mmになる、ワイドボディ。
これは、「操縦安定性・空力性能を向上させる為、最新のデザインを採用した」
マツダスピードの考えでもある。
この「マツダスピード Cスペック」に搭載されるエンジンの排気量も、2000ccに
※1スープアップされた。自動車検査証の型式も当然「E-NA8C改」で、
※1スープアップとは、エンジン性能を向上させること。
写真では、ヘッドカバーの塗装が劣化により一部剥がれています。
最高出力 200PS/7400rpm
最高トルク20.5kgf・m/5000rpm
主要改造部品(BスペックのステージⅢ・Cスペックエンジン)
エンジンは、シリンダーヘッド、ハイカム、フライホイール、Dジェトロ制御ECU、
ハイコンプピストン、クランクシャフト。
吸気系は、4連独立スロットル、エアーボックス・エアーフィルターボックスについては、
マツダスピードシリアルナンバー入り。
排気系は、エキゾーストマニホールド・マフラー。
足回りは、車高調整式サスペンション・対向4ポットブレーキシステム・機械式LSD
強化クラッチなど走りに関する全ての部分に、手が入れられている。
また、ボディパーツ補強として、マツダスピード・フロントタワーバーシリアルナンバー
入りも装着されている。
エンジンルームには、「マツダスピード Cスペック」の証 シリアルナンバーもあるが、
室内にも、助手席グローブボックスに「マツダスピード BスペックのステージⅢ」の証
シリアルナンバーも存在する。
また、「マツダスピード Cスペック」のオプションリストが、はっきり分からないので、
何とも言えないのですが、室内には、“Defiの四連メーター”が、このクルマには装着されているので、(油圧計・油温計・水温計・インマニ計)常時クルマの状態が把握できます。
また、エンジンのみの販売も行なわれていたようで、2000ccの4連スロットルで、
最高出力200PSを誇るCスペックと同じエンジンメニュー(BスペックのステージⅢ)としてラインアップされ、販売されていたようだ。価格不明。
また今回写真で、紹介している「マツダスピード Cスペック」の色は、
“モンテゴブルーマイカ”を採用している。この色は、“マジョーラカラー”で光の当たり方で「青色」に見えたり、「緑色」に見えたりして、不思議なクルマに仕上がっている。
「マツダスピード Cスペック」のワイドボディキット・装備などについては、
明日、第二回目で話したいと思います。 間違えてたらごめんなさい。
番外編 ユーノス・ロードスター マツダスピードCスペック 第一回目を終わります。
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Posted at
2012/08/11 08:48:08