1987年 東京モーターショーで発表されたのが 日産 バイクシリーズ
“第二弾 パオ”である。
1988年 高田工業において“委託生産”された。
1989年1月15日 日産 バイクカー・シリーズ第二弾“パオ”
“期間限定車”として販売を始める。
バイクカー・シリーズ第一弾の“Be-1”に対して、“第二弾パオ”は受注期間を三か月
(同月4月14日)までとし、その間に“予約された全台数を販売する”という
販売方法を採用した。
バイクカー・シリーズ第一弾“Be-1”エンジンと同じ“1000cc直4OHC52PS
馬力を発生させ、“ボンネットヒンジ”が前方に倒れる形式を採用した。
ミッションにおいては、5MTと3ATを用意した。また、室内においては“シンプル”な
空間になっている。
“キャンバストップ仕様”のクルマもあった。
“トランクルーム”も外観のデザインに合うように“可愛い”開き方をしている。
専用色として“テラコッタ”や“アイボリー”や“オリーブグレー”や“アクアグレー”の4色を用意した。
その販売方法の採用の結果、バイクカー・シリーズ第一弾の“Be-1”を上回る
“5万1657台の受注”を受けて、最大の納期は一年半になってしまった。
1989年10月 東京モーターショーに“試作車”が公開される。
1990年 バイクカー・シリーズ第二弾の“パオ”と同様に“高田工業”に“委託生産”する形となった。
1991年2月14日 日産 バイクカー・シリーズ第三弾“フィガロ”
“限定台数2万台”で販売が始まった。
同年8月末までに、3回に分けて抽選する方法がとられた。
日産 バイクカー・シリーズの中で“唯一ターボエンジン搭載”モデルで、1000㏄
直4OHCターボで、76馬力を発生させ、“ボンネットヒンジ”が前方に倒れる形式を採用した。
ミッションにおいては、3ATのみを用意した。また、室内においては“タイムスリップをしたような
”レトロ調な空間になっている。
全車“キャンバストップ”仕様であった。
“クローズド”時には“収納スペース”が生まれるが“手動オープン”時には、
“キャンバストップ”が収納されるため、ほぼ収納が出来ない。
その下にある“トランクルーム”も外観のデザインに合うように“可愛い”開き方をするが、
扉を開ければ“スペアタイヤ”が入っており、こちらもやはり、少ない収納スペースに限られてしまう。
専用色の“トパーズミスト”や“ラビスグレイ”や“エメラルド”や“ベールアクア”の
4色を用意した。
尚、1991年には“通商産業省選定・グッドデザイン賞”を受賞している。
“フィガロ”の事を良く知っている方なら“ご存じだろうが?”特に“イギリス”では、
広い人気があり、“日本と”同じ右ハンドルという事もあってか?かなりの数の“フィガロ”が“海を
渡った”とされている。近年みたいに“ヨーロッパ”が金融不安に陥る前に、ある中古車ディラーに
聞いた話だが、“生産台数の半分ぐらい”の“フィガロ”が海を渡って“異国の地・イギリス”で
余生を送っていると聞いたことがあります。
日産 バイクカー・シリーズ“Be-1”・“パオ”・“フィガロ”1987年~1992年に販売された。
自分的には、“フィガロ5MT・ターボ”に乗ってみたかったな~
日産 バイクカー・シリーズ(パオ・フィガロ)について! その2を終わります。
やっぱりこの当時の“日産のデザイン”最高!!!間違っていたらごめんなさい。

次回から、番外編 旧車大集合 SA22・R31・AE86・頭文字Dについて
話していこうと思います。
(写真は頭文字DAE86トレノ)
では、仕事に行ってきます。
ブログ一覧 | クルマ
Posted at
2012/09/12 07:42:01