とある日曜日、嫁に付き合わされ“スーパー”に買い物に行く途中、信号機につかまり
ふと前方に視線を向けてみれば、“アンフィニ MS-9”が停車していた。
マツダ好きにとって、これを逃すわけにはいかなかった。嫁の“停止命令”を振り切り
尾行する事にした。数分走ったところだろうか? とある、スーパー駐車場に入るのを
確認して、自分も少し距離を置いて駐車場に入った。(別に自分は探偵ではないのに?)
“アンフィニ MS-9”のオーナーさんが降りたのを確認してから、
写真を撮らしてもらうことにした。(別に悪いことをしているわけではないが、“珍しい
クルマ“には勝てなかった。)
人の目も気になり、三枚しか写真は撮ることが出来なかった。(今となっては、巡り会う
だけでもありがたい“クルマ”なので良しとしておこう。)
写真を撮り終えて車へ戻ると、妻は呆れ顔で迎えてくれたことは言うまでもない。
その後、“買い物任務を無事終え”その頃には、嫁の機嫌も戻り家路に急いだ。
家に帰りどうしても“アンフィニ MS-9”について知りたかったので、
調べることにした。
1991年10月発売されたクルマで姉妹車が“センティア”である。
調べてみると、内装はこんな感じだったようです。
同月に、“三代目RX-7”のフルモデルチェンジと重なり、発売は地味なものになった。
販売期間は、1991年10月~1993年という“短命車”に終わってしまった。
マツダの車種の中では高級車で“2500cc”と“3000cc”のラインアップモデルで、
姉妹車“センティア”と差別化を図るため、専用ボディ色“ブラックフォレストマイカ”を設定するなど、販売努力も行なったが“マツダの経営悪化”などの問題もあり、
わずか二年強という短い販売期間で幕を下ろした。
“アンフィニ MS-9”は、
※4ドアピラードハードトップボディを採用した。
※車体側面中央部の柱(Bピラー)が無いと、ボディ剛性や側面衝突への安全性を
十分確保するために他の部分補強が必要となり、重量とコストの上昇は避けられない。
そのため、考え出されたのが“Bピラーを残したままハードトップの印象を持たせた形態”
日本では、“トヨタ”が初めて導入したとされている。
写真は、“トヨタ チェイサー ピラードハードトップ車”
短命でその使命を終えてしまった“アンフィニ MS-9”
自分的には、“流れるようなボディーライン”が今でも忘れられない・・・
マツダ 短名車列伝 “アンフィニ MS-9” シリーズ2を終わります。
明日の、マツダ 短名車列伝 “エチュード・ユーノス100・ペルソナ”に
ついて紹介していこうと思います。 間違えていたらごめんなさい。
(写真は“ペルソナ”)
では、仕事に行ってきます。
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Posted at
2012/09/26 07:00:23