前にも紹介したと思いますが、AZ-1は“アルトワークス”のパワートレインを
一部流用するも、外装を簡単に取り外せる“スケルトンモノコック”という
特殊なフレームを採用した、非常に贅沢な構造を持っていた。
また、その外装も“FRP”を多用した軽量な構造であった事で知られている。
エンジンは、“スズキ製のF6A ターボ“と同じで、先日紹介をした
“カプチーノ”とは違って“ミッドシップに搭載”した。
以前は“マツダ AZ-1”でクルマ紹介させて頂きましたので今回は、
“スズキ キャラ”で話を進めていきたいと思います。
“マツダからOEM車”として“スズキ”から販売されたのが
“キャラ”であるが“もともと”は“スズキ製 エンジン・ミッションを、
使用しているので、なんだか複雑な気分になるクルマの一つだ。
スズキ “キャラ”の発売は、マツダ “AZ-1”に遅れること3か月が過ぎた。
1993年1月に発売された。“マツダ AZ-1”のベースグレードと同じ、
ボディ色・“クラシックレッド”選択の場合・内装シート“レッド”。
ボディ色・“サイベリア”選択の場合・内装シート“ブルー”。
“AZ-1”と大きな変更点は“フロントバンパーにフォグランプ”が標準装備。

フロントボンネットに“スズキ”の頭文字の“S”になっている。
それに伴い、室内に“フォグランプスイッチ”備えられている。
(マツダ AZ-1では“M2-1015”のみで、それ以外は“カバー”がしてある。)
“マツダ AZ-1”マフラーのタイコ隠しに“AUTOZAM”と刻まれているのに
対して、“スズキ キャラ”は“スリット”が入っただけのデザインになっている。
リアエンドパネルには“キャラ”のロゴステッカー。
ホイールは“AZ-1”の標準車同様に“スチールホイール製”で、
センターオーナメントが“スズキ”の頭文字の“S”になっている。

“ステアリングのホーンボタンが“AUTOZAM”から“SUZUKI”に変更。
他にも、“AZ-1”では設定があるABS(アンチロック・ブレーキ・システム)
付き車と寒冷地仕様の設定が無かった。
“スズキ キャラ”の総生産台数は、500台強という事もあって“N2-1015”や
“マツダスピードバージョンⅠ・Ⅱ・Ⅲ”と同じくらい“プレミアム”な一台である。
ここまで紹介してきた“A・B・C”中で、中古相場が“異常に高い”のが
“AZ-1・キャラ”だ。“走行距離7万以下”でも“100万以上”で売買されていて、
中には“200万円以上”で“取引が行なわれている”例も少なくない。
ちなみに当時の価格は、“マツダ AZ1 ベースグレード 149万8000円”
“マツダスピードバージョン 155万8000円”
“M2-1015 159万8000円”
“スズキ キャラ ベースグレード 151万3000円”で、
“A・B・C”の中でも最も価格帯が高かった。
今日の紹介はここまでとし、明日は“ビート”や“カプチーノ”でも紹介した、
“AZ-1・キャラ”にも“社外エアロパーツ”がたくさん出ているのでそれらを
中心に紹介していきたいと思います。
では、仕事に行ってきます。
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Posted at
2012/10/11 06:53:59