自分が所有している、FD3S“13年式 タイプRバサーストR”
色・サンバーストイエロー・走行距離43000km(ただいま一時抹消中)が、
定期的に、エンジンをかけているのですが、最近よく“カブル”ようになった。
去年の5月購入した時に、バッテリー・プラグ・オイル類は、すべて交換しましたし、
圧縮比も“前後8.0以上”あると聞いていたので、安心して購入も決めたのに・・・
原因が、自分では良く分からなかったので、いつもお世話になっている“ショップ”に、
見てもらう事にした。
ショップのお兄さんが「“コンプレッションテスター”を行いますので、ボンネットを
開けて下さい。」と言われたので言われた通りにした。
“コンプレッションテスター”を行った結果(前)
“コンプレッションテスター”(後)
と驚くべき数値が出てしまった。まだ、43000kmしか走っていないのに・・・
このクルマを購入する8か月以上前までは、圧縮比も“前後8.0以上”あると聞いて
安心して買ったのに・・・
ショップのお兄さんが言うには“マツダ”の基準では、1室の圧力値は「7.0kg以上」
3室間のバラつき「1.5kg以下」前後ローター間のバラつき「1.0kg以下」と
規定されていて、これを外れた場合は、オーバーホールを推奨しているという。
今の段階では“マツダ”の基準値以内には、すべて収まっているが・・・
正直ここまで“コンプレッション”が落ちているとは思わなかった。
“コンプレッション”が低下すると、次のような症状がよく出てくると、
ショップのお兄さんが言った。
冷間時の始動性の悪化・オイル消費量が増加・プラグがカブリやすくなったりするという。
“コンプレッション”が、低下する原因は“アペックスシール・サイドシール・コーナーシールといった
燃焼室を形作る“金属製ガスシール”が変形や破損する事によって、
燃焼室の密閉性が低下する事とされる。
自分のRX-7(啓介号)はまだ、“マツダ”の基準値以内には、すべて収まっているが
購入してから8か月で、前後の圧縮比が“0.4以下”まで下がっている状態だ。
そこが、自分が1番気になっているところだ。
このままでいくと、圧縮比が“前後6.9以下”になってしまうのではないであろうか?
自分自身、心配でしょうがない。
もし、そうなってしまったら(そうなる前に)、4つの選択肢がある。
①エンジンオーバーホール 価格はショップで違いはあるが、30万円以上。
②純正リビルトエンジンへの載せ替え 価格は45万円以上。
③純正新品エンジンへの載せ替え 価格は約60万円。
④そうなる前に、クルマの乗り換え。
※ただ①~③までは、+α・他のパーツ部品も交換対象になってしまう事もありそうだ。
メインハーネスは、せっかくなので新品交換した方がイイだろう。
また、載せ替えついでに“FD3Sのよくあるトラブル”もチェックしておいた方が
イイだろう。
シーケンシャルシステムや純正ターボなど上げられる。特に、純正ターボが壊れた場合は、
“アッセンブリー”でしか交換する事が出来ない。
純正ターボチャージャーは、大きなエキゾーストハウジングの両端に“タービン”が、
組み込まれている複雑な構造になっている。
特に、エキゾーストハウジングの入り口ポート付近には、排気熱が溜まりやすい為、
亀裂が発生しやすい。
軽度なら何とかなるかもしれないが、ほとんどの場合は亀裂がひどく、オーバーホールに、
再使用する事が出来ないという。
ちなみに、“アッセンブリー”での部品設定になっているが、新品価格が40万円以上。
という事で今、悩みに悩んでいる状態です。ただ一つだけ言えることは、①~③+αと④
のどちらを選ぼうと、“タイプRバサーストR”色・サンバーストイエローに、
乗る事だけは自分の中で揺るがない事です。
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Posted at
2013/02/08 17:16:41