2008年3月 RX-8 ビック・マイナーチェンジ(後期モデル)中編

主な動力性能では、ノックセンサーの数が「1個→2個」に変更。
エンジン内部への「メタリングポンプ」によるオイル供給も、
インジェクターが2本から3本に増設され、より細かく制御されるようになった。
また、メタリングポンプ自体も機械式から電磁式に、
変更された。
燃料マップの変更により、レギュラーガソリンの適応が可能になった。
マイナーチェンジ前の国内仕様は、シングルオイルクーラーのみ
(輸出仕様は、ツインオイルクーラー)が、タイプRS・タイプS
のみ運転席側にも、オイルクーラーが追加され、
ツインオイルクーラーになった。
オイルフィルターの位置が、バルクヘッド近くのエンジン上面から
エンジン下面に移動した。
すべてのエンジンが、4ポートから6ポートになった。
6MTが、アイシン製から自社製となり、耐久性が向上した。
(カーボン製 シンクロの採用)
グレード紹介 前回紹介した通り、アルミホイールのデザイン変更等ありますが、
ベースモデル・タイプE 6AT 225/50R17 94W
最高出力・最高トルクに変更なし。
ただし、ベースモデル 5MTは同年6月発売され、
最高出力215PS/7450rpm
最高トルク22.0kg/5500rpmとなり、
ベースモデル・タイプE 6AT モデルと同じ仕様になった。
タイプSも、前回紹介した通りアルミホイールのデザイン変更等

ありますが、最高出力235PS/8200rpm
最高トルク22.0kg/5500rpm
に仕様変更されています。
パワーを落とし、低速トルクを上乗せさせて結果、実用域での
扱いやすさや加速力は格段に向上しました。
(全開加速時の速さは、マイナー前とほぼ同じ)
以上で、ロータリーエンジン生産終了に思うこと RX-8編(ABA-SE3P)
その9 RX-8 ビック・マイナーチェンジ(後期モデル)中編を終わります。
間違えてたら、ごめんなさい。
Posted at 2012/07/16 11:57:23 | |
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