1991年12月 特別限定車「M2 1001」が発売されました。
(E-NA6CE改) 通称「マルイチ」
ユーノス・ロードスターに、スパルタンモデルが登場した。

最高出力で、ノーマル比較10PSアップの130PS/6500rpm
最高トルクで、ノーマル比較1.1kgアップの15.1kg/5500rpm
M2 1001 「マルイチ」は、エンジンにライトチューンが施されている。
256度のハイカムシャフトとフラット形状のハイコンプピストンが
採用、ピストンクリアランスも広めの設定にし、10.67まで
圧縮比が上げられて、職人による「ポート研磨」も行っていた。
カムカバーは、バフがけして、エキゾーストマニホールドもオリジナル
4-2-1タイプに変更、マフラーもオリジナルに変更した。
フライホイールも純正に対して、10%軽量化、エアフロメーターも
大容量タイプ、ECUも専用にチューンされた。
シャシーは、M2専用のもので、スプリング約10mmダウンで
20%ハードなものだった。
SHOWA製 ダンパーも伸び縮みともに締め上げられていたが、
驚くほどハードではなく、むしろしなやかな印象をもつ人が多かった。
スタビライザーも前後強化タイプで、サスアームブッシュも一部強化
品を使用していた。
アライメントセッティングも、M2 1001 専用だった。
デフには、マツダスピード製 機械式2WAY・LSDが標準装備、
そこには、冷却用のダクトが導かれていた。
フロントサスタワーバー・アルミ製4点式ロールバーが装着され、
剛性感あふれるハンドリングが、楽しめるものになっていた。
当時、ローダウンサスの公認を取ることは難しく、標準でローダウンした新車が、購入
出来ることは驚きだったという。
(この後、「強度検討書」をつけることで、公認を取ることが可能になり、後に9cmの車高を確保し・バネが遊ばなければ車検をパスできるようになった。)
M2 1001 「マルイチ」の主な特別装備については、明日続きを話したいと
思います。
マツダ 名車列伝 ユーノス・ロードスター編 (E-NA6CE・E-NA8C)
以上で、その2を終わります。 間違っていたら、ごめんなさい。
では、ちょっと早いですが昼食をとって、仕事に戻りま~す♪
Posted at 2012/07/23 11:52:08 | |
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