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2012年07月26日 イイね!

緊急特集 マツダ 歴史的な円高にどう立ち向かうのか!! その2

昨日これから先、「米・フォード」との合弁会社を維持していく意味がなくなった。という
話をした当日の25日「マツダ」が、米ミシガン州の合弁会社オートアライアンス・
インターナショナル(AAI)での乗用車生産を8月で終えることが分かった。
1987年9月から稼働し、約25年続いた米国生産からの事実上の撤退となる。


新型アテンザが、山口県防府工場で8月初旬から生産を始めるのに合わせる形となった。
今後は、山口県防府工場へ生産を移し防府工場から欧米向けに輸出することになる。
これで「マツダ」の米国販売は、すべて日本から輸出することになる。
歴史的な円高が続く中、より一層厳しさが増すこととなった。
オートアライアンス・インターナショナルは、1985年に「マツダ米国生産会社・
(MMUC)」として設立。1992年6月に、米・フォードが50%出資をして、
現在の社名に名称変更した。年間生産能力は、24万台だった。

円高に弱い「マツダ」は、昔から言われ続けてきた。2012年3月期で、1077億円の純損益の赤字を計上し、4期連続の赤字となっている。
3月公募増資等で、最大2300億円調達した。ただ、株数が最大68.5%も増加
しており、既存株主の負担は大きくなった。
現在、1998年に米・フォードとタイ合弁工場(オートアイランスタイランド・AAT)
今後どうなるのか?何も決まっていない。               


など、海外生産しているものの現在30%にとどまっている。
2013年には、「マツダ」にとって15年ぶりとなる新工場が「メキシコ」で、稼働を
始める。年間14万規模の生産で、主に「マツダ2・日本名 デミオ」「マツダ3・日本名アクセラ」を
メキシコで販売する。中南米事業の拠点として、さらに、将来的には
「メキシコ」で生産する車を、北米市場に輸出することも視野に入れているという。


今年6月から、新工場従業員の研修も始まった。製造領域の管理者など中心に、
担当領域ごとに実作業を通じ、リーダーの役割・マツダ生産方式・マツダ品質など
学んでいる。
これらに伴い、現在30%にとどまっている海外生産比率を、2015年までに、50%
まで、引き上げることも発表した。
ただ、生産の海外移管に関しての質問に「ビジネスは成り立っても、広島や中国地方の
空洞化につながる。円高でも、85万台の国内生産は守る」と発言した。
なぜ「マツダ」が、国内生産にここまでこだわるのか?


マツダの工場及び関連会社は、広島や中国地方に集中しているので、海外に生産を
移したら、あまりにも地域経済に与える影響が大きいという理由もある。

そんな考え方に、賛否両論あるのは当然である。株主・雇用・地域貢献・・・

ただ言えることは、米・フォードとの関係が薄れ、約30年前の「マツダ」の状態に戻り、
それに輪をかけて、今までに経験したことがない円高「マツダ」を取り巻く環境は最悪
である。今までも、オイルショックでロータリーエンジンが売れなくなり、
「マツダ」の経営が危機となり、銀行が介入する事態に直面した時、5代目ファミリア
が大ヒットしたり、1996年、米・フォード傘下に入ったとき、初代デミオがやはり
大ヒットしたりして、危機を救ってくれた車がいた。


今回「マツダ」の危機を、救ってくれる車があるならば、「CX-5」に搭載されている
「SKYACTIV-D・スカイアクティブ・ディーゼル」「8月から生産が始まる、
※次期アテンザ・搭載モデル」クリーンディーゼル、その車に間違いはない!! 

この先「マツダ」が一人で歩いて行けるのか?またほかの大手自動車メーカーの傘下に
入ってしまうのか?これは、SKYACTIV-Dにかかっていると、自分は確信を持っている。
なぜなら、皆さんが(自分も含む)今までのディーゼルに対するイメージを覆す
画期的なエンジンであるからである。ディーゼル=環境に悪い・マフラーからすすが出る、
といった概念は捨てて、初めて車を運転する気持ちで、ハンドルを握ってもらいたい。
まずは、SKYACTIV-Dに試乗してもらいたいのです。乗ればその良さがすぐに
わかります。そこに、物造り日本が必ずあります。



がんばれ「マツダ」!!


※明るい話題が入ってきた。マツダは昨日年内に発売する、「新型マツダ6」 「日本名・マツダ 
アテンザ」セダンモデルを、8月29日から始まる2012年モスクワモーターショーで、世界初公開すると発表した。約5年ぶりのフルモデルチェンジに、期待するとともに「初代アテンザ」のように、世界的ヒットモデルになってくれることを願ってやまない。写真は、ロシア仕様。


明日は、業績回復に向けての動きについて話していこうと思います。

以上で、緊急特集 マツダ 歴史的な円高にどう立ち向かうのか!! その2を終わります。

間違っていたら、ごめんなさい。


では、昼食をとって、仕事に戻ります。
Posted at 2012/07/26 12:04:27 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ

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