昨日も言った通り、NA型同様に“特別限定車・特別仕様車”が多く出されているので、それらを中心に、紹介していきたいと思います。
1998年12月 特別限定車 10周年記念車 が発売された。
エンジン型式・BP-ZE 型式・GF-NB8C
1800cc 6MTのみ
タイヤサイズ 195/50R15
日本・北米・欧州・豪州の各市場向け、世界統一仕様になっている。
内装は、黒と青のツートンカラー、クロームメッキリングメーターや、
センターコンソールにカーボンファイバー調素材を採用。
専用色は、イノセントブルーマイカで、バフ仕上げホイールやボディ
色の幌、専用フライホイールなど装備され、フロントフェンダーには、
10周年記念車の証、専用オーナメントがついていた。
世界限定台数7500台、日本向けは、500台だった。
1999年12月 特別限定車 NRリミテッド が発売された。
エンジン型式・BP-ZE 型式・GF-NB8C
1800cc 6MTのみ
タイヤサイズ 195/50R15
NA型の限定車 VRリミテッドコンビネーションA と同じ専用色
アールヴァンレッドマイカを用意した。
ベージュのソフトトップ、15インチバフ仕上げアルミホイール、
室内は、VSの内装でベージュ色・同じ仕様で、BOSEサウンド
システムやパワードアロックなど標準装備した。
特別限定台数は、500台だった。
初代(NA型)1989年9月発売から、
※約11年間で56万台以上を生産し、
「2人乗り小型オープンスポーツカー生産世界一」として、ギネスワールドレコードに、
正式認定されている。
※生産は、1989年4月から始まり、2000年6月末までの約11年間の累計生産。
自他ともに認める「世界的ヒット商品」だった。
2000年7月 ビッグ・マイナーチェンジを行う。(NB2型へ移行)
主な改良点 フロントマスクを中心に、エクステリアまで手が加えられている。
座席シートの軽量化とデザイン変更、メーターパネルのデザイン変更、
キーレスエントリーの採用、センターコンソール周辺のデザイン変更、さらに、
ブレーキ強化、サイドシル内部の構造変更などにより、
ボディ剛性が強化された。これらなど見直しが行われ、その内容は
充実したものであった。
1800ccエンジンに、マツダ 可変バルブタイミング機構である、
「S-VT」機構が搭載され、馬力・トルクとも向上している。
最高出力160PS/7000rpm
最高トルク17.3kg/5500rpm
エンジン型式・BP-ZEから「BP-VE」へ変更されている。
それに伴い、従来のレギュラーガソリン仕様のものから、
無鉛プレミアムガソリン仕様に、変更されている。
尚、上級グレードの「RS」「RS-Ⅱ」は、タイヤサイズが、
205/45R16+純正アルミホイールを、標準装備していた。
1600ccモデルについては、グレードなどの見直しがあったものの、
1800ccのような主だったものはなかった。
月間予定販売台数は、500台だった。
2000年12月 特別限定車 YSリミテッド が発売された。
今回の限定車は、今までに設定がなかった、
エンジン型式B6-ZE型式・GF-NB6C型 1600ccで、5MT/4AT両方選べる
内容だった。 タイヤサイズ 185/60R14
Mグレードをベースに、内装はセンターパナルやドアトリムの一部を、
チタン調にし、ナルディ製 本革巻ステアリング&シフトノブを使用。
黒とチタン調のツートンカラーで、まとめる仕上がりになっている。
外観は、ブラックアウトされたヘッドライトベゼルが、特徴に
なっている。専用ボディ色、ブラックマイカのほか、ピュアホワイト・
サンライトシルバーメタリックの3色を用意した。
販売限定台数は、700台だった。
マツダ 名車列伝 ロードスター編(NB型) その2を終わります。
間違っていたら、ごめんなさい。

次回は、NB型モデルの中でも人気がある“マツダスピード・ロードスター”について
紹介したいと思います。
Posted at 2012/08/15 12:05:18 | |
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