2003年12月 特別限定車 1800ccターボ 6MTのみが発売された。
歴代ロードスターで、唯一「ターボチャージャー」が搭載されていた。
パワー&トルク増強に伴って、車体やドライブシャフトなど細部に渡って強化された。
ビルシュタイン社製ダンパー、専用チューンローダウンサスペンションを採用、
エンジン型式は、BP-ZET 1800ccで、過給圧を抑えたマイルドターボから
最高出力172PS/6000rpm
最高トルク21.3kg/5500rpm
外観では、クリアブラックのヘッドライトレンズ、専用フロント&リアスポイラー、
専用17インチアルミホイールなど装備された。
タイヤサイズ205/40R17

内装は、メタル調インテリアパーツで施されている。

日本では、販売限定台数350台だった。

2004年3月 先代(NA型)からの生産累計台数が70万台を達成した。
2005年8月 マツダ ロードスター フルモデルチェンジを行う。(NC型へ移行)
それに伴い、NB型・約7年半の生産に終止符を打つ。
NB型は、安全装備や排気ガス規制などの戦いの約7年半と言っても過言ではない。
LWS(ライトウェイトスポーツ)=ロードスターということもあって、
発売当初・車両重量が、1600cc5MTで、1010kg
1800cc6MTで、1030kgだったが、
2005年最終年には、1600cc5MTで、1030kg
1800cc6MTで、1080kg
ターボモデルにいたっては、1800cc6MTで、1120kgまで増加していること
からも、その裏では、並々ならぬ苦労があったに違いない。
この2世代16年間で、ロードスターは「72万台以上」生産し、
「2人乗り小型オープンスポーツカー生産台数世界一」として、
ギネスブックの記録を更新中である。

安全装備や排気ガス規制などに縛られながらも、「NA型」から培った本来
ロードスターが持つ、「LWS」の柱は何とか維持された「NB型」。
しかし車は、確実に進化を遂げ「人馬一体」のDNAを、受け継いだ車に
間違いはない・・・
マツダ 名車列伝 ロードスター編(NB型) 最終回 その8を終わります。
間違っていたら、ごめんなさい。

次回より、販売開始から今年で“生誕20周年を迎える”AZ-1にスポットを当てて
名車列伝 オートザム AZ-1編(E-PG6SA)を紹介していこうと思います。
(写真は“マツダスピードバージョン・Ⅲ”)
記念すべき第一回目は、自分が初めて“AZ-1”と出会い、オーナーになった話を
していきたいと思います。
では、昼食をとって仕事に戻ります♪
Posted at 2012/08/21 12:13:31 | |
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