2005年8月 フルモデルチェンジを行う。(NC型誕生!!)
今回のフルモデルチェンジは、すべてにおいて一新された。
初代から継承する「人馬一体」のキーワードをもとに、軽量かつ
コンパクトな新開発2000cc直列4気筒エンジン。
エンジン型式 LF-VE・型式 CBA-NCEC
5MT・6MT 最高出力170PS/6700rpm
最高トルク19.3kg/5000rpm
6AT 最高出力166PS/6700rpm
最高トルク19.3kg/5000rpm
日本・米国仕様は、2000cc自然吸気エンジンのみ
欧州市場のみ税制の関係から、1800ccも設定されている。
このことからも、メインマーケットは「米国」や「欧州」
全長3995mm×全幅1720mm×全高1245mm
先代NB型モデルと比べると、全長・全幅で+40mm
全高で+10mm大きくなっている。
5ナンバーサイズ最大幅である1700mmを超えたため、
3ナンバーとなった。しかしながら、側突基準が厳しくなる中、
+40mmでおさめたのは立派かもしれない。
今回は、プラットホームから一新され、3ナンバーボディによる
重量増の心配がされたが、細部における徹底的な軽量化が行なわれ、
車両重量においても、先代NB型・最終RSモデルが1080kgで、
NC型・RSモデルが1100kgで、20kgしか増加していなかった。
排気量が、先代NB型・1800ccに対して、NC型・2000cc
など考えれば、並々ならぬ苦労があったに違いない。
幌に関しても、進化を遂げている。先代NB型は、フロントガラスの
左右上部2か所のストッパーで止まっているが、NC型は、フロント
ガラス中央上部1か所のストッパーで止まっている。
「Zタイプ」と呼ばれる幌の開き方になって、フレームがZ字状に
折りたたまれ、トップ外側部分が上面になって収納されるので、
きれいに収まる。
サイドブレーキも運転席側に変更、収納も改善されシート後部に、
小型ながらストレージボックスが設けられた。
トランクも、スペアタイヤを廃止・パンク修理キットが装備された。
この「NC型」より全車「イモビライザー」が標準装備となった。
「人馬一体」は当然、初代NA型・先代NB型・そしてNC型に
受け継がれているのは、皆さんもご存じの通りです。
しかしパーツでも、3世代共通部品があることを、ご存じでしょうか?
フェンダーのサイドターンシグナルランプ(オレンジ色の丸いレンズ)
それこそが、ロードスター3世代変わらずに使用されている、
共通部品・こだわりのパーツなのです。
目標月間販売台数は、360台だった。
マツダ 名車列伝 ロードスター編(通称・NC型 2005年8月~現在)
その1を終わります。
間違っていたらごめんなさい。

次回は“3rdジェネレーションリミテッド”について紹介していきたいと思います。
本日、昼、野暮用の為、出勤前に更新しました。では、行ってきます♪
Posted at 2012/09/03 07:36:12 | |
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