マツダが製作したコンセプトカー。
一連の“Nagare”シリーズ第5弾に当たる。
名前の由来は“風の音を意味”している。“風を切って走るレーシングカー”を、
イメージしているという。
2008年デトロイトモーターショーで発表された。
“CFDが用いられたボディ処理”により“プロトタイプレーシングカー”さながらの、
形状をしている。あくまで“デザインスタディ”で、量産の予定は無い。

アメリカン・ルマン・シリーズLMP耐久で活躍した“クラージュC65シャシー”を、
ベースに作成され、マツダが所有するアメリカのラグナセカレースウェイを実際に走行した。
既存のシャシーをベースにしているため、
前作の“大気”で見られた特徴的な、独立したリアタイヤはデザインが、
踏襲されているものの、一般的なリアタイヤの形状になっている。
フロントライトも“カッコイイデザイン”になっている。
コックピットも“マツダ787B”を意識させるものとなっている。
ドライバーズシートはこんな感じ。
マフラーも“ロータリー型”になっている。
搭載するエンジンは“3ローターロータリーエンジンのR20B”で、
“450ps”を発揮するという。“環境面に配慮”しているため、
“燃料は100%エタノール”を使用している。

中規模メーカーだから仕方がないのかもしれないが、私は良く考える事があります。
マツダが大規模メーカーだったら、どうなっていただろうかと・・・
“デザイン”や“3ロータリー”など個々に見ても、素晴らしいものがあるだけに・・・
来年、マツダが“ル・マン24時間耐久レース”が行なわれているサルト・サーキットに、
エンジンは違いますが、20数年ぶりに戻ってきます。
2013年にSKYACYIV-D クリーンディーゼルを、
LMP2クラスに供給すると明らかにし、デンプシー・レーシングがすでに参戦を検討
していると明らかにしたのです。
マツダは、1970年代からさまざまな形で、“ル・マン24時間に挑戦”し、1991年
には「マツダ787B」で悲願の優勝を達成しました。
時代やエンジンが変わっても、マツダには常に“モータースポーツ”に携わってほしいと、
切に願うだけです。
以上で、マツダ・風籟(ふうらい・FURAI)とマツダ“ル・マン”復帰!!!
を終わります。間違えていたらごめんなさい。
“ロータリーエンジンを惜しむシリーズ”今回で最終回です。
では、仕事に行ってきます。
Posted at 2012/10/30 07:08:15 | |
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