今回、紹介する車は“1980年代後半から1990年代を代表する車”を、
紹介したいと思います。
まず初めに紹介する車は、“フェアレディZ Z31型”です。
この車で、日産自動車は創立50周年を記念した「アニバーサリー」を発売しました。
専用装備としては、デジタルメーターやブラックの本革内装、リアオーバーフェンダー、
専用アロイホイール、左カウルの記念オーナメントなどを特徴としていました。
(写真は、ベースモデルです。)
次に、紹介する車は、“フェアレディZ Z32型”です。
この車のキャッチコピーは『スポーツカーに乗ろうと思う』でした。
バブル景気の絶頂期と崩壊、その後の日産の経営悪化が重なった為、
10年以上という、長期に渡り生産されたモデルでした。
当初は日産としては同時期の“スカイラインGT-R”や“インフィニティQ45”
そして、“フェアレディZ Z32型”の3車種で300馬力を出し、
“300馬力トリオ”として、発売する目論見がありましたが、運輸省からの指導により
3車種とも280馬力に、抑えたという経緯があります。
日本の各自動車メーカーが、実施していた“自主規制値の280馬力”は、
ここから生まれました。
また同時期に、他メーカーとはイイ意味で一味違う“三菱 GTO”や、
“6代目 セリカ”が発売されました。
トヨタにとっても、ある意味で忘れる事が出来ない“モデル”になってしまいました。
長年、参戦してきた“WRC 世界ラリー選手権”からの撤退。
“コンバーチブル”モデルの廃止など、いろいろと記憶に残る車になってしまいました。
次は、どの車を紹介しようかな~
Posted at 2013/06/24 18:50:16 | |
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