今日は、“やすぴょん”の『もう1度、あの車に会いたい!!!』を、
紹介したいと思います。
その車は、“マツダ ペルソナ”です。
今の車には、存在しない“4ドア・ピラーレス・ハードトップ”の車でした。
発売期間は、『1988-1992』で、姉妹車に“ユーノス 300”がありました。
『インテリアイズム』という“キャッチフレーズ”の元で、
“女優のイングリッド・バーグマン”さんを、イメージして“デザイン最優先”で、
作られたと聞いています。
当時は、『助手席にいい女を乗せて走る為の車』だと、言われるほどだったと言います。
とにかく、内装に力を注いでおり、初期モデルのカタログでは、
“エクステリアの写真”よりも先に、“インテリアの写真”が使われた事は有名な話です。
(写真は、ユーノス・300です。)
当時の車には珍しく、“※灰皿・ライターがオプション設定”になっていました。
※ユーノス・300は、差別化を図る為に“標準装備”されていました。
“フロントグリル”には仮面をモチーフとした“七宝焼きのエンブレム”が、
採用されていました。
“インテリアデザイン重視”の為に、“グローブボックス”がなかったそうです。
その代わりに、助手席下に“収納用引き出し型ボックス”が設定されていました。
ここからが、“ペルソナ”最大の魅力になる、お話を紹介したいと思います。
“ラウンジのソファ”のような“リアシート”は、圧巻の一言に尽きます。
“前席用シートベルト”は、テンショナー本体が“リアドアに内蔵”されていて、
前席ヘッドレスト横のガイドアンカーを経由して、
バックルに固定される変則的な方式を、採用していました。
アームレストがリアシートから独立していて、持ち運び可能でした。
1988年度ベストカー インテリア・オブ・ザ・イヤー
(BEST CAR INTERIOR OF THE YEAR)を受賞しました。
グレードは1800cc、2000cc。
布シート仕様のタイプAと本皮シート仕様のタイプBの2グレードが設定されていました。
後に発売された、『クーペ・ダイナミズム』という“キャッチフレーズ”の
“ユーノス・コスモ”へ、その内装は受け継がれていきました。
こんな素敵な、“マツダ ペルソナ”に、もう1度会いたいと思う・・・
“やすぴょん”でした。
Posted at 2013/11/18 18:24:33 | |
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