今日の車は、自分の愛車でもある『RX-8』を紹介したいと思います。
『マツダ』が、『ロータリーエンジン』に拘り、
『試練を乗り越え、開発・市販化』に至るまでを、紹介したいと思います。
『2002年8月 RX-7・FD3S』が、生産を終了してから途絶えていた
『ロータリーエンジン』が、ようやく帰ってきたのが『2003年4月』の事でした!!!
排出ガス規制を、クリアした新型『13B-MSP』エンジン・通称『レネシス』
前期型 タイプS 全長×全幅×全高 4435×1770×1340mm
最高出力 250PS/8500rpm
最大トルク 22.0kg・m/5500rpm
排気量 654×2ℓ 自然吸気ロータリー FR 6MT
排気ガス規制の強化・燃費向上の為、ターボチャージャーは搭載せず、
『自然吸気』となっていた。
レブリミットは、毎分9000回転(マツダ787BのR26Bエンジンと同数値)
という高回転ユニットになっている。
名称などから、『FD3S型・RX-7』の後継車に思えるが、
設計が一新され『RX-7』の後継車ではなかった。
当時、『マツダはフォード傘下』に入っており、車を市販化するには『フォード側』の
『絶対条件は4ドア』の車であった。
しかし、4ドアにすると車体が大きくなり重量も増えてしまう。
スポーツ車が持つ醍醐味がなくなってしまう!!!
そこで、マツダが出した答えが、前後観音開きになる・4ドアを持つ、
センターピラーレスの『フリースタイルドア』だった。
『RX-8』は、センターピラーがないため・リアドアは後ヒンジで開きます。
ドア開度は、フロント約70°/リア約80°と大きい。
前後ドア全開時の開口寸法も約900mmを確保し、
アルミ製軽量リアドアは・女性でも軽くスムーズに開閉できます。
『スポーツカー』として比類ない『4ドア4シーターを備える本格スポーツカー』という,
『RX-8のコンセプト』は、『小型・軽量・高出力』という『ロータリーエンジン』の
特質を、飛躍的に高めた『新世代ロータリーエンジン』それが、『レネシス』なのです。
●アドバンスドフロントミッドシップ-1
『レネシス』は、自然吸気であり吸気系をエンジン前方にオフセット配置。
さらに、オイルパンの厚さを『13B-REW』の半分程度の約40mm薄型化・
エンジン本体の高さを、トランスミッションとほぼ同じに抑えた。
これにより、エンジンを『RX-7』より60mm後方に・ダッシュボードを、
80mm前方に配置し、エンジンとドライバーの距離を140mmも短縮・
エンジン重心高も『RX-7』より40mm低い。
●アドバンスドフロントミッドシップ-2
『レネシス』にして初めて可能となったレイアウトで、
これにより、『RX-8』は『RX-7』同様に、
『理想的な前後重量配分50:50の実現を可能』にしました。
その事が、証明されたのが以下の『試験結果』です。
安全面において、国土交通省による『衝突安全性能総合評価』で、
『運転席・助手席』とも6つ☆☆☆☆☆☆を獲得しました。
また、『ブレーキ性能試験』においても100km/hからの、
停止距離が、38.6m(湿潤時は、44.4m)と2013年現在、
試験を行った全車両の歴代トップ記録(RX-8発売は、2003年だから驚きである。)
しかしながら、『歩行者頭部保護性能試験』では、低いフロント形状の特性ゆえに、
『レベル1』にとどまり、その事などから『生産終了』の道を歩むことになります。
こうして、いくつもの『試練を乗り越え、開発・市販化』された『RX-8』ですが、
時代の流れには勝てず・・・
最後まで『ロータリーエンジンの生産』を行っていましたが、
『2012年6月22日 夜間操業』をもって生産が終わりました。
聞くところによると、『1967年 コスモスポーツ』に、
搭載され販売をスタートさせてから、45年余り『マツダの象徴』として牽引してきた
『ロータリーエンジン』は、『累計生産台数199万7千台余り』になるとの事です。
『次世代のロータリーエンジン』が、どのような形で『復活』するのか!?
切に願うばかりです。
Posted at 2014/01/30 18:41:00 | |
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