
脳卒中防ぎ、1日8千歩 「健康寿命」を重視 厚労省が次期健康計画
共同通信社
厚生労働省は15日、2013~22年度の第2次「健康日本21」計画の素案をまとめ、専門委員会で公表した。2000年にまとめた現行計画を引き継ぐもので、脳卒中や心臓病の死亡率を減らし、1日の歩数を8千歩以上に増やす内容。介護を必要とせず元気に過ごせる「健康寿命」を重視する考えも打ち出した。
少子高齢化が進む中、生活習慣病の予防に取り組む必要性が今後さらに高まるとし、専門委の議論を経て夏までに最終的な目標数値をまとめる。
素案によると、脳卒中の10万人当たりの年間死亡率を、男性は10年の49・5人から23年には37・7人に、女性は26・9から23・1に減らす。心臓病の死亡率は、男性が36・9から23年に28・9、女性は15・3から12・8とする。
1日の平均歩数は、男性が10年の7136歩から8500歩、女性が6117歩から8千歩を目標とする。70歳以上では、男性が4890歩から6千歩、女性が3872歩から5千歩。
健康寿命は現在70歳前後で、平均寿命を上回る延びを目指す。健康寿命は都道府県により3~4年程度の格差があり、縮める必要があるとした。
食塩の摂取量を1日10・7グラム(09年)から8グラムに減らし、逆に野菜や果物は50グラムずつ増やす。喫煙率は19・5%(10年)から12・2%に下げる。
がん死亡率は、次期がん対策推進基本計画に合わせて設定するとし、具体的数値は盛り込まなかった。
私も万歩計をつけて、一日1万歩をめざしております
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2012/02/17 07:52:37