昨日奥様が幼稚園で松下政経熟の卒業生の方で幼児教育をされている方の講演を聞いてきた。 松下政経塾とは、松下幸之助が70億もの私費を投じて設立されたとのことである。 その講演を聞いて、松下幸之助のことがお気に入りとなり、本を購入し、まず私が読むようにとアドバイスされた。 これまでは、世の中で成功している人、例えば、イチロー、トヨタ自動車の豊田章男社長、楽天の三木谷社長など、体力、財力、学歴等、他人よりずっと優れた能力がないと成功できないような気がしていた。 しかし、松下幸之助の本では 「9歳で奉公に出され、幼いうちから商人としての躾を受けることができた。 体が弱かったがために、人に頼んで仕事をしてもらうことを覚えた。 学歴がなかったので、常に人に教えを乞うことができた。」とあり、 厳しい環境でも逃げずに努力を続け、最終的には、パナソニックを一代で築き上げた経営者となった。 つまり、他人より財力、体力、学歴がなくても、努力によっては、他人を支えたり、活かしたりして成功することは十分可能だということがわかる。 財力、体力、学歴等がないから、成功できないというのは、厳しい言い方をすれば、怠惰や甘えがあるのだと思った。 さて、私はこれからも努力を惜しまず、益々よいしょするぞと。