
中日新聞 4月8日
岐阜市の岐阜薬科大と健康補助食品製造「アピ」(岐阜市加納桜田町)は、沈香(じんこう)の葉から抽出した便秘を改善する健康食材を共同開発したと発表した。
東南アジアで健康茶として親しまれる沈香の葉から、便秘改善効果があるポリフェノールの一種のエキスを抽出。ドリンク、錠剤、顆粒(かりゅう)に加工した。現在の便秘薬に含まれる生薬に比べ、副作用の下痢、腹痛を起こしにくく適度な排便を促せるという。
二〇〇六年に岐阜薬科大の原英彰教授(54)と飯沼宗和教授(64)が、沈香の葉に便秘改善効果があると発見。科学技術振興機構(JST)の委託業務に選ばれて〇七年十二月から共同開発し、効率的な抽出法や製剤法を開発して臨床試験で安全性を確認した。
当面は青汁など既存の健康食品に加えた形で販売し、いずれは特定保健食品の表示許可を狙う。アピは五年後に年間五億円の売り上げを目指している。
臨床応用されることを期待してます
Posted at 2012/04/08 20:56:06 | |
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