2012年04月10日
読売新聞
税金の使われ方を詳しく知ってもらおうと、さいたま市は、救急車の出動1回に要した支出相当額など、各行政サービスのコストについて公表を開始した。
試行として広報紙の発行、税証明書の交付など106事業の人件費、減価償却費などを含めた総経費を開示している。アンケート結果を踏まえて対象の拡大などを進め、今秋にも本格実施する。税金の使い道を「見える数値」として市民に身近に感じてもらうとともに、職員のコスト意識向上を図るのが狙いで、サービスごとに目的、人件費、事務費などの必要経費、財源なども明示。市ホームページで公開し、各区役所でも閲覧できる。
2011年度でみると、救急車出動1回当たりのコストは報償費、役務費、備品購入費などを含めて4万2425円。広報紙は印刷物としては1部当たり20円だが、人件費や減価償却費などを含めると45円となった。市民が「納税証明書」を受け取る場合、200円の手数料を支払う必要があるが、多数ある税証明書類の交付では、1枚当たり709円要した計算になる。
いずれも前年度との比較も示している。市行政透明推進課は「行政サービスをより見える形で示し、一層の透明性を確保したい。市民の意見も踏まえて公表の方法などは改善していく」と説明する。
救急車一回4万円・・・。タクシーというよりハイヤーですね
Posted at 2012/04/10 07:48:28 | |
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