あ、ネタがあったのに記事にするのすっかり忘れてた(笑)
先月だったかな、ディスカバリー師匠の手ほどきで
ウインチングの練習を行いました。
なかなか単独では実践に近い練習がしにくいものですから
大変ありがたいことですね。
この動画では
・ハンドウインチ(2t)の練習
・電動ウインチの練習
・電動ウインチのマスター巻き
を行っていました。
ちなみに本日、電動ウインチ用の
シンセティックロープが届きました。
↓メーカーHPのこれです↓
WARN純正シンセティックウインチロープ「SPYDURA」
トライアングルというオフロード競技への
出場をもくろんでおり、そのために必要な装備なんですね。
ルールで金属製ワイヤーの電動ウインチの使用を禁止しているため
ウインチ車でも金属ワイヤーだとただの「飾り」になってしまう。
おそらく、金属製ワイヤーは破断したときに
ワイヤーで怪我をする危険を伴うので禁止なのだと思います。
シンセティックロープなど合成繊維でできたロープは
破断しても怪我しにくいので許可されるのかと。
グローブもいらないくらい、本当に一見普通のロープです。
こんな箱で届きました。
大きい箱がロープ、小さい箱はフェアリード(巻き取り口ガイド)です。
このSPYDURAは新製品だからでしょうか、
国内ショップさんでは見かけませんね。
フックが黄色く塗装されたものなら国内でも見かけます。
(旧製品でしょうか。在庫抱えてるから新製品出せないのかな。)
私は輸入バカなのでできるかぎり現地から輸入しちゃいます。
輸入で商売してるって馴れもありますが
そのほうが安いってのが一番の理由。
あと、海外製品で「現地仕様」と「日本仕様」がある場合
ほとんどの場合は「現地仕様」のほうが魅力的だったりする。

太さ9.5ミリの普通のロープに見えますね。。。
しかしこれ、スペックは非常に高く
耐過重は4535kgもあります。
なのに空気のごとく軽い!(金属ワイヤー比の誇張です(笑))
安全対策もそうですが、軽量化の面でも最強アイテムだと思います。

ミクロの繊維の集合体であるロープ。
表面はウレタンコーティングされ
UVカットと高い耐摩耗性を誇るロープ。
どんだけしっかりやってるか見てやろう。
編み込みの内側をチェック。
ロープを縮める感じにすると編み込みの内側が露呈。

ぅ~~~ん。
実際にUVカットの意味では必要十分な
コーティング法なのだろうけど、これ、多分日本人がやったら
細い束の時点コーティングして、最終的な編み込みしそうだよね。
「用を成してれば良し」のアメリカ人気質と
「出来る限りのことをすべし」の日本人気質の差でしょうな。
しかし、素晴らしい製品であることは間違いない。
中華企画の中華規格である中華製よりずっとマシ。

ドラム側の末端処理は・・・
折り返して編み込まれている。
ドラム側は太くなっており、その太い範囲がフック側より長い。
端っこの輪っかの部分がちょっと気になるんだけど
巻いてしまうので、まぁこんなもんなのかしら。
ロープの9.5mm部分と比べるとこんな感じ。

こちらはフック側
同じく折り返して編み込まれている。
ここには、付属のスリーブを通しておきましょう。
摩擦や熱からロープを守るための筒状の布です。

フック側の輪っかにはちゃんと金属製パーツによる
末端処理的なものがされてますね。
尚、シンセティックロープ(に限らず合成繊維ロープ)を使う場合
通常のワイヤーロープで使うローラータイプのフェアリードは使えません。
このような専用フェアリードを使ってください。
ローラータイプのフェアリードだと、ロープが噛みこんでしまう。
私のはWARN純正の新製品らしいポリッシュアルミ製のフェアリードっす。

アルミにしてもやけに軽いと思ったら
裏面は軽量化対策なのか、余分な贅肉が削られていました。
私の腹の肉も削る必要がありますな。
最後に、ハイリフトジャッキのオプションである
ウインチングキット(製品名Hi-Liftオフロードキット)を御紹介したいのですが
記事が長くなりすぎるので、次の記事にてご紹介いたします。
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Posted at
2012/06/15 21:34:37