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イイね!
2012年11月22日

「ナイフ」はアウトドアの必需品

アウトドアにおいて、ナイフは必需品である。

世界で一番かっこいパパが、7歳の息子に最初に受け継がせた道具は「ナイフ」、なんてストーリー、ありそうな話です(笑)

「アウトドア派を自任するがナイフの必要性は感じない」という人は、本当の意味でアウトドア派とは言えないのではないかな。

私はコレクターではないので、必要なナイフを選んで購入するようにしているが、それでも当初は色々と寄り道していたものです。


だいぶ前に撮影したものですが、このうちいくつかはほとんど実用することの無かったナイフがあります。

まだ本当に必要なものが何かわからなかった頃は、宣伝文句にほだされて無駄使いをしてしまいました。

アウトドアで総合的に使えるナイフとしては、私はファルクニーベンのS1が一番のお気に入りです。


新品のころの撮影しましたから、まるでショップの商品写真みたいに綺麗ですね。
いまでは結構な使用感があります。

ファルクニーベンは、スウェーデンのナイフメーカーで、 同社のF1というナイフが自国空軍のエマージェンシーナイフに正式採用されたことで一躍有名になったメーカーです。
 
ファルクニーベンの特徴としては
 
・鋼材はVG10を主力としている
・コンベックスグラインド(斧にみられる蛤刃)である
・ブレードが日本刀のようなラミネート構造(刃金を側金で挟み込む)である
・頑丈なナロータング(グリップエンドまでブレード鋼材が貫通している)
 
従って、錆などの腐食に強く、コンベックスの刃先は斧のようにタフな使い方に耐え、ラミネート構造により粘りがあり極低温にも強いく、ナロータングによる高い堅牢性があります。

ナイフには「これが一番」というものはありません。
どのような用途に、誰が、どう使うのか、によって理想は変わります。
 
参考までに、以前に撮影した同社F1の紹介動画

 

 
私もやはりシーンによって使い分けますが、例えば狩猟の解体用ナイフはこれですね。 
関兼常のダマスカスナイフです。


青紙2号という鋼材を使用したダマスカス鋼で、世界に二つとして同じ波紋はありません。
ダマスカスというと神秘的なものとして扱われることが多く、現実の世界でも正確な製法は不明のままな伝説的な製法です。
(気になる人はググってみてください)

これもコンベックスグラインドなのですが、和式刃物ですので「蛤刃」と言うほうがしっくりきますね。

ちなみに、シース(鞘)に納得がいかず、自作したりもします。
 

一目瞭然の忌々しき問題。シース(笑)
分厚くてかさばる。

兼常は、カタカタ音のなる木製のシースで、
さらに全く固定されないので逆さまにすればスルリと落ちる。

皮剥ぎの包丁にいたってはそもそもシースがなく
箱出しで付いてた厚紙だけだったんですが
さすがに危険なのでとりあえずボール紙という(笑)

ってことで、ちゃちゃっと簡単にシンプルなものをカイデックスで作製。


 

重さ、薄さ、安全性がかなり改善されました。

狩猟の解体用ナイフは素早く取り出す必要がないためザックにしまいこんでしまうものですから、ベルトに固定するクリップなどは排して極力シンプルなシースを作りました。

カイデックスという、熱で柔らかくなる樹脂製のシート(板)で、誰でも簡単に成型できる魔法の素材を使います。
ナイフシースを自作する方の間では、レザーくらいメジャーな素材かと思います。

 
実は和包丁なんかも、熟練の板前などが使う本物の包丁は、刃先だけわずかに
蛤刃に砥いでいます。
そのほうが刃持ちが良いんです。
  

兼常ナイフは刃厚が薄く、非常にシャープなラインのためかなり鋭く砥げます。

私はコンベックスについては砥石ではなく、皮砥を使う派です。
 

(画像のナイフはF1です)
 
動物の皮にコンパウンドを塗り、その上を滑らせることで、綺麗なコンベックスに仕上げることが出来る皮砥。
コンパウンドのブロックは色によって粒子の粗さがことなります。

最も細かい仕上げ粒子は白いブロックで、ここまでやるとナイフで体毛が剃れる鋭さになります。
 
特別な練度がなくとも簡単に、鋭く正確なコンベックスが砥げます。


GABER LHR
これは私が最近、汎用ナイフとして購入したものです。
紹介動画ですが長いです。



さて、ここまで紹介したナイフは、オフロードでも大活躍です。

この時期は毎回焚火をしていますが、これはこないだのBBQで撮影した動画です。

私がシコシコと薪作りと焚火をしていると「私もやりたぁ~~い!」なんて言って。
女性が大活躍でした。 



本来、ナイフというのはこういう使い方をするためのものです。
こういうことをするからナイフが必要とも言えます。

 
アウトドアにナイフが欠かせないのは、ナイフ1本あれば大抵のことはなんとかなるからなんです。

ナイフ自体が非常に便利な道具ですが、ナイフを使えば新たな道具を作り出せるわけですね。

火もそうですが、刃物を得たことで人類の生活は大きく変わりました。
黒曜石がその原点とも言われていますね。

刃物があることで火の得方も変化していきました。
刃物で「火を得るための道具を作った」んですね。
 
・木や植物、動物の骨や皮の加工
・火おこし
・狩猟
・食糧の切り分け(動物の解体含む)


このようなことがナイフ一つで可能であり、これが出来ることで

・飲み水
・食事
・シェルター(簡易的な居住空間。突き詰めるとログハウスが建てられる)
・家具

 
などが出来るわけです。

特にブッシュクラフトを趣味としいてる人は、ナイフで何かを作り出すことに長けています。
 
刃物から作り出せるものを考え始めると、人の生活に必要なもの全てが揃えられることになってきます。

ただし、突き詰めていくと「生きるだけで精一杯」という原始生活というか、サバイバル生活になってくるので、普段の遊びの中でそこまで突き詰めるのは時間がかかりますね(笑)

多くの経験と知見、知恵や発想、精神力と体力が必要になるわけで、そういったものを受け継ぐのはやはり親から子へ、というのが素直な考え方なように思います。

こういったスキルは、いざってとき役立ちますし、将来自分に子供ができたとき、良いコミュニケーションツールにもなるような気がしますね。
 
 
ブログ一覧 | 日記
Posted at 2012/11/22 19:34:28

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この記事へのコメント

2012/11/23 01:58:46
うちはガキの頃、家に古刀がいっぱいゴロゴロしてたので、今のナイフ好きの原点はやっぱりソレなんだろうなぁと思います。
うちのオヤジの代で手放してしまいましたが、うちの家宝は古青江の青江貞次(だったと思う)のひと振りでした。
そういや、マジ物の忍者刀もありましたが、反りがなく、刀身が妙に黒く、直刀でやや短く不気味な印象があったのをよく覚えてますが、鞘(シース)が凄く特徴があって、鞘の先端にも大きな穴が空いてたので、シュノーケルの代わりにしてたんじゃないの?って言われてました。
案外、忍者刀が和製汎用ナイフの原点だったりして・・・。
コメントへの返答
2012/11/23 03:30:19
青江貞次に忍者刀・・・、もしやかじはら家はとんでもない御家柄ですか(笑)

しかし手放してしまったのは惜しいですね。
大変価値のあるものだったと思います。

その穴はまさしくシュノーケルではないでしょうか!
単純に水はけをよくするってのもあるかもしれませんが。

黒づくめの格好に手裏剣と苦無と忍者刀というのは、昔の漫画家が定着させたものと記憶しています。

実際の忍者は、手裏剣より道端の石ころ、黒づくめではなく農民の格好など、目立たない出で立ちで、情報収集のスパイとして活躍していましたから、忍者刀がどこまで実用化されていたのかは私も詳しくないですが、それがそこにあるだけで妖艶な魅力があるでしょうね~。
ほとんどの忍者に関する書物は「こんなやばい術もったやつ居るんだぜ、恐いだろ」というビッグマウスのために使われたものらしいです。

忍者刀なんか持ってたら、昔でもそっこうで「職質」(笑)の対象になりますから、戦どきの夜襲にでも使われたのでしょうか。

いや~、うらやましすぎるうえに惜しすぎる・・・。

忍者刀が原点のようなナイフといえば、TANTOというモデルが、コールドスチールだかどこかのメーカーから出てますね。
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プロフィール

「オイル&エレメント交換 http://cvw.jp/b/1539656/42708577/
何シテル?   04/08 12:44
クロカンを中心に、車好きです。 アウトドアメーカーのオーナー社長やってます。
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