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ランドクルーザー80 E-FZJ80G VX-LTD
ハチマルさばいばーの
クロカン・オフロード成長日記
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Hi-Lift社純正
【ウインチングオプションツール「オフロードキット」】
※あくまで「Hi-Lift社純正」のオプションです。
中国製のコピー製品ジャッキなどで使用できるかは知りません。
そう、私は無類の「ツール(道具)好き」である。
脳科学的にコレクション癖は男性的な衝動らしい。
ザ・男、俺!(笑)
Hi-Liftのオプショングッズも
「所有していないものはない」ってくらい主要なものは集めてしまった。
そのうち紹介しますが、ホイールにひっかけてジャッキUP可能になる
オプションは大変便利です。
車高やバンパー強度に関係なく確実・簡単・迅速にタイヤを浮かすことができ、スタック車両のタイヤ下にサンドラダーなどを突っ込みたいときに重宝確実です。
さて
シンセティックロープと一緒に輸入したコレ。
こんな箱でやってきます。想像よりコンパクトで軽いです。
これがセット内容。
・10mm線径チェーン×2(長・短)
・チェーンをジャッキにセットするアダプター×2
・10mm線径用グラブフック×2
・ツリーセーバーストラップ×1
・U字シャックル×1
・留め金付きピン×1(一部の型のジャッキに必要)
・Hi-Liftロゴ入りグローブ×1
・キャリングバッグ
ジャッキアップする爪の側に付けるアダプター(画面右)と
ジャッキのバーに付けるためのアダプター(左)
爪に付けるアダプターは、同社の「バンパーリフト」に使われている
アダプターと同じものでした。
ツリーセーバーストラップ(ツリートランクストラップとも呼べるか)は、わりと薄目?本当にこれで大丈夫なの?(笑)
手持ちの8mm線径チェーン(ホムセンで購入)と比較。
ぱっと見でもわかる太さの違いですな。

しかし表面的な品質は細いチェーンのほうが良く見える。
8mmのチェーンでもちゃんとした品質のものは
使用荷重2t、破断荷重10t以上はあるので、
ウインチングに使う分には8mmチェーンでも十分だと思います。
無駄に太いもの選ぶと重く嵩張ります。
これがグラブフックの使い方。

元来、港湾の荷揚げ作業や、積載した貨物の固定などに使われるものですが、それを流用してウインチングツールに活用している模様。
フックをチェーンに「ひっかける」だけ(笑)
このシンプルさが故に、多少の線径誤差なら「大は小を兼ねる」ことが出来ます。
10mm線径用のフックを8mm線径チェーンにかけてみる。

ホラこの通り。
8mmでも必要十分な強度はありますから
無理して10mmのチェーンを用意することはないと思います。
但し、自己責任でお願いします。。。
なお、8mmチェーンには8mmチェーン用のグラブフックを用意してください。
両端に付けるか、片方だけスナップフックにしてもいいでしょう。
スナップフックにすればクルマの牽引フックにひっかけやすくなります。
必要十分といえば付属のキャリングバッグ。

強度的にスゲー不安なペラペラ感(笑)
でも、クルマまで運ぶためにシンセティックロープもフェアリードも8mmチェーン(3M)も全て突っ込んでみた(入る!)んですが、それでもまだしっかりした感があります。
まさに必要十分って感じ。
近々にも、実際に使用して動画でUPしようと思いますが、取り急ぎトリセツの写真で使い方を説明しますね。
私も購入前に散々調べたんですが、メーカーの動画は画質悪いし、商品説明にもチェーン線径などの必要な情報が不足しており、結局「買ってみるしかない」という、とても不便な思いをしましたのでなるべく詳細なレビューをしたいと思っています。
ジャッキの爪とバーにそれぞれのアダプターを装着します。
※2本セットのチェーンのうち、爪のほうに長いチェーンを付けるようにしてください。
ジャッキの上部をアンカーに固定します。
種類によりますが、私の所有するエクストリームでは
グラブチェーンでアンカー固定できるアダプターが標準装備されています。
そうでない場合は、画像のようにセットに付いてる
シャックルとストラップで行えます。
【ここがポイント】
爪の側のチェーン(画像でテンションのかかってる側)で牽引するわけですが、
その先に見える色の違うチェーンと連結されてますね。

これがグラブフックの使い方です。
つまり、「セットの他に、最低でももう1本はチェーンが必要」というわけです。
そのもう1本のチェーンをクルマにひっかけ、ハイリ側のチェーンと連結するわけですね。
そして、ジャッキのフルストローク分ウインチングしたあとにすることが下の画像です。

前の画像で下に垂れていたチェーン。つまりバーに付けられていたチェーンを、クルマ側のチェーンにひっかけて固定します。
すると、バーの上端と下端でチェーンが連結された状態になります。
こうすることで、ウインチ(爪)をリターンしても現在の位置で牽引が固定されます。
固定した状態でウインチをリターンします。
リターンした爪側のチェーンを、もう一度奥のほうにひっかけてやると、再びフルストローク分のウインチング可能になります。
ここで注意点なのですが、もし牽引している爪側のチェーンやボルトが破断したり、ジャッキが壊れて牽引中の爪が戻ってしまうトラブルが発生したときのために、バーに付けている側のチェーンも常に「クルマ側のもう一本のチェーン」にひっかけておきましょう。
片側だけでもグラブフックがついたチェーンがあると、岩など角ばったものをアンカーにするとき、アンカー側の破断の不安が少なくなりますので、フロントの電動ウインチで岩をアンカーにするときは8mm線径のチェーンが重宝しそうです。
逆に、どうしてもハイリでウインチングするのに岩をアンカーにする場合は仕方ないので補助ワイヤーってことになりますが・・。
ちなみに、このセットを使わなくても、ストラップやワイヤー、頑丈なロープ、シャックルなどがあれば最低でも「ジャッキのフルストローク1回分」は代用可能です。
ジャッキをアンカーに固定したら、爪にツリートランクストラップやワイヤー等をひっかけて、クルマに連結して引っ張れば良いのです。
ちと危険かもしれんけども(笑)