
猟期を直前に控え、行ってきましたよ調整に。
いや~、首を痛めてから行ってなかったんですが、かれこれ3カ月くらい経ってしまった。
3カ月撃たないってやばいっすね。
本業のはずなのに最近はもっぱらクロカンばかりでした。
ま、しかしクロカンも狩猟につながる(というか私の場合狩猟から派生した)趣味なわけで、クロカンの経験はかなり役立つと思いますね。
さて、猟銃を準備して・・・っと。
私の相棒、Remington M870 そしてBrowning Cynergyです。
今日のメインは870による50M自作スラグとサボットスラグ。
簡単に言うと、「散弾銃」で撃つのですが、散らばる散弾ではなく、精密射撃をするための一粒の弾です。
大口径・大重量の一粒弾はかなりの殺傷能力がある代わりに、初速が低くさらに空気抵抗が大きいため遠距離狙撃には向きません。
50~100Mの至近距離であれば大口径ライフルと遜色ない殺傷能力と精度を誇ります。
ニッコー栃木クレー射撃場にはライフル射面もありまして、50・100・150Mまであるのでスラグ撃つ人は十分楽しめます。
地下道を通って地下から的を上げるスタイルも、他のシューターに迷惑にならなくて良いです。
さて、準備して、時間ないのでさっさと撃ち始めます。
写真撮った時点ですでにいくらか撃ってます。
ライフル射面でよく見かける、銃の横にある望遠鏡ですが、これはあったほうが便利です。
そして、出来ればレスト(銃用のまくら)も自分用のがあるほうが良いですね。
私は猟期近くの調整にしか使わないので射場で借りちゃいますけどね。

バッフル=天井にある板が、弾が上空に飛びださないように等間隔で並んでいます。
スラッグ弾は空気抵抗の高いフォスター型(お寺のつりがね型)でも700M、ライフル弾にいたっては数キロ先まで飛びますからこういう設備は必要なんですね。
アメリカみたいな広大な砂漠のど真ん中で何十キロ先まで気にすることなくのびのび撃てるような施設は日本にはありませんです。
銃声の拡散にもなりそうですね。
スラグやライフルの銃声はマジでパないです。
さ~て・・・来週のさざえさ・・・じゃない、調整の結果は?
去年100Mでゼロインさせた状態のまま、そのまま50M撃ってみる。
(スコープのミル(+印の目盛り)で感覚撃ち)

的のサイズをわかりやすくするため帽子を置いてみた。
確か2ミル下くらいじゃなかったっけかな~?という記憶を頼りに試射。
もう10点に入ってるからこれでいいや!
ってことで終了(笑)
次に100M。こっちはさすがに・・・。
うん、最初は上のほうに着弾。
自分が鈍ってるかもしれないので何度も撃ちましたが変わらないので、少しずつレティクルを調整して、最終的に10点に入り始めた時点で終了。
というか弾切れ(笑)
狩猟に使う分とっておかなきゃね。
ダットサイトは狩猟にはいらんかなぁ。
まあ私のフィールドではって意味ですから番人に共通するわけではありませんが、ブッシュや針葉樹林が多い山の環境ですから比較的至近距離でしょう。
多分、山歩きで銃のでっぱりなんて邪魔なだけだし。
とかいいつつ、良い道具にめぐり逢ったら気は変わりますけどね(笑)
今日射場でお会いして連絡先交換したM3とブローニングのボルトの方、あの方のダットサイト良かったな~コンパクトで。
ストックとレシーバーの間に挟み込むタイプだけど、狙いは定まりやすいのかなぁ。
どこのか聞いておこう。
さて、時間がないので最後に1ラウンドだけクレーも撃ちました。
私の本業。
3カ月休んでの結果は?
まーじかー、満射(笑)
ぇーっとですね、1ラウンド25枚のクレーを撃つ種目でトラップ射撃というのをやってるんですが。。。
1ラウンド満点というのは他の競技に例えると・・・そうだなぁ、減点方式の採点でノーミスってことなんですよ、しかもオリンピック競技でね。
ま、実際にはこれを4ラウンドかそれ以上(男子の場合)やって総合点を競うわけですが、オリンピックのメダル争いクラスになると全ラウンド満点(満射)じゃなきゃ勝てないくらいになってきて、今ではレベルが高くなりすぎて決勝の最終ラウンドはさらに厳しい条件が科せられるようになりました。
しかし久しぶりにやっていきなり満射じゃまたやる気出てきちゃうじゃないか。
神様ありがとう。
Posted at 2012/11/14 00:25:46 | |
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