前回からの続きです。
楽しくなるはずだったツーリングで 不注意から自爆事故になり 心と身体にダメージを受けたまま名古屋へ帰った友人(・・;)
翌日は病院へ行きましたが検査結果は 左手首付近の骨にヒビがあり 他は打撲など全治4週間と診断されたそうです(゜Д゜)
やはりバイク事故は怖いです(・・;)
前回で予告してますが ここで俺が体験したバイク事故について書いてみようと思います。
あれは確か平成元年の3月で 時刻は18時頃でした。
仕事を終えてバイク(ホンダNSR50)で帰宅してました。
ちょっと遠くに2台の対向車が見えてました。
そして緩い左カーブに差し掛かったところ 何を思ったのか後方のクルマがいきなり 追い越しをかけてきました(゜Д゜)
その道路は追い越し禁止区間でした(;_;)
あまりにも突然だったので俺は何もできず そのまま右フロントフェンダーあたりに衝突してしまいました(゜◇゜)ガーン
そしてバイクごと吹っ飛ばされて 地面に叩きつけられてしまいます(*゜д゜*)
その出来事は時間にすればほんの一瞬でしたが 頭の中ではこんなことを思ってました( >_<)
「あれ?こんなとこで何やってんだ?あっ…そうか…クルマとぶつかってしもたんや!そういえば3日前に息子が生まれたばかりやのに………俺はこのまま死んでしまうのか?」
そして気がついたら 仰向けで大の字になって倒れてました(´`:)
「あれ?死んでない!生きてる!良かった!息子よ、お父さんは不死身の男だったよ!!」
骨折してるかもしれないし それに動けない……
10メートル先くらいに バイクが無残な姿になって倒れてました(゜Д゜)
「買うてからまだ1週間くらいやのに…もうあかんな…廃車やな…」
たかが原付バイクですけど とても大きなショックを受けました(゜∀゜)
バイクからさらに先には 衝突したと思われる黒っぽいクルマが止まってました。
そのクルマから男女二人が降りてきて 俺の方へ駆け寄ってきました。
後から聞いた話になりますけど運転してたのは 免許取得したばかりの18歳の女の子で 男の方は彼氏でした。
二人は近い将来 結婚する予定だったらしいのですが この事故により全てが水の泡となってしまったらしいです(・・;)
女の子は何も言わずに倒れたまま動かない俺を見た途端 パニック状態となり狂ったように泣き叫び出しました(>o<)
彼氏の方は俺に何やら声をかけてましたが 怒りが頂点に達してしまった俺には まともに聞こえませんでした(`´)
そして俺は寝たままの状態でついにブチ切れてしまい 二人に向かって罵声を浴びせてしまいました( >_<)
「てめえら何考えとるんや!ここ追い越し禁止やろが!わかっとるんか、コラ!!俺を殺すつもりやったんか、どアホ!!バイクまだ買うたばっかなんや!!どないしてくれるんや!!」
「寒いわ!何か持ってこい!!はよ救急車と警察呼べ!!こんなとこにいつまでも寝っ転がりたないわ!!」
俺は怒り狂って我を忘れた状態になってました(*゜д゜*)
騒ぎを聞きつけた近くの住人が毛布を持ってきて そっとかけてくれました。
その時の毛布の温もりは今も忘れてません。
だんだん野次馬が集まってきて 俺に代わる代わる励ましや慰めの言葉をかけてくれました。
それを聞いて幾分 落ち着きと冷静さを取り戻せました。
そして救急車が到着して病院へ搬送されました。
レントゲンの検査結果ですけど 全身打撲はしてましたが 奇跡的にも骨には全く異常無しでした(^.^)
衝突した瞬間 死を覚悟してたのですが 本当に運が良かったようですね(^-^;
この時ばかりは頑丈な身体に生まれ育ったことを とても感謝しました(^-^;)
しかし骨よりも 左足の親指がズキズキと痛む方が気になり 見てみたら爪の裏に血が溜まってました(´`:)
血を抜けば楽になるので治療を受けましたが この時の治療法は今思えば拷問みたいなものでした(゜Д゜)
看護師が三人がかりで左足を押さえつけ 蝋燭の炎で熱した針で爪に穴を開けるのです(゜◇゜)ガーン
三ヶ所開けられましたが 今まで体験したことのない 想像を絶する激痛でした(゜Д゜)
針を刺される度に 断末魔のような叫び声を出してしまいましたが 何とか耐え抜きました(゜∀゜)
そのおかげで楽にはなれましたが もう二度と体験したくないです(*゜д゜*)
入院はせずに自宅へ戻り 何回か通院したら治りましたけど その時の後遺症は今でも少しだけ残ってます(・・;)
こんな事故を体験しましたから ソロツーリングする時はなるべく通行量の少ない道を選んで走るようにしてます(´・_・`)
酷道好きになってしまったのは 実はこの時の事故がきっかけだったのかもしれませんね(笑)
さて…そろそろ話を友人の方へ戻しますね(^-^;)
しばらくは安静してたようですが 次回に向けて準備を進めてたようでした。
事故から約二週間後くらいだったかな?
再び同じバイクショップで 同じスーパーカブを発注したと連絡がありました(^-^;
あれ?思ってたよりもやけに早いぞσ(^_^;
よほど悔しかったのか?
早く乗りたくてしょうがないのか?
全く懲りてないのか?
それとも焦ってるのか?
まあ彼なりの理由はあると思いますけど こんなところは俺よりもどうかしてますね(笑)
そして納車は3月末になり 彼は再び俺の地元を訪れました。
怪我の方ですがまだ痛みはあるものの まあまあ順調に回復してるようでした( ^-^)
診断書通りならもうそろそろ大丈夫なはず。
カブをバイクショップまで引き取りに行き 俺の家までお披露目に来ました(^.^)
前のバイクと全く同じです。
軽量化された郵便バイク2号とでも呼びましょうかね?(笑)
そして彼はこのカブで名古屋まで帰ることになりました。
慣らし運転 そして自分自身もできるだけ乗って カブに慣れたい!とのことでしたので。
少し不安はありましたけど 彼の希望を優先しました。
そして無事に名古屋まで到着しましたが それが大きな間違いだった!………ってことになるのはまだこの時点では 二人とも思ってませんでした(*´ω`*)
リベンジツーリングは4月末に予定を入れました。
行き先は同じです。
その後 なかなか痛みが治らないから 病院で再検査したところ………
悪化してると診断され さらに全治4週間となってしまったみたいでした(*゜д゜*)
そういえば無理して仕事(自営業)してたとも言ってたし バイクで自走して帰るべきではなかった(゜Д゜)
随分と無茶なことをしたもんだ……
しかし後悔しても今更もう遅い……
彼はさすがに懲りたらしく 今度は治療に専念することになりました(;_;)
順調に回復すれば 次回のリベンジツーリングには間に合うはずだったのですが……
思ったようには回復しなかったので リベンジツーリングは中止にしました(・・;)
そして話し合った結果 リベンジツーリングは7月14日に決定しました。
彼「蝶さんはオフ会参加などでとても忙しい人だから 予約入れるの大変ですよ!」
…とぼやかれてしまいましたが(笑)
雨が心配だからツーリングの方は また中止になる可能性はありますが 決行できたら今度こそ楽しみたいです(^-^;)
さて……三度目の正直となりますかな?(笑)
このタイトルのブログはまだ続きますが 次回のリベンジツーリングが無事に済んだら 終わりにしたいと思います。