シビック…事故りました…
シビック…事故りました…
ここ最近で2回事故りました…
まあ勤務先の車ですけれど、同型のクルマが大破するのは気分のいいものではありませんね。
初夜権…納車時に大抵は私が乗ってみて具合を確かめているので、全く知らない車というわけでもなく。
そしてたまたま私が事故現場の近くに居たので、双方とも事故現場に立ち会うことになりました。
●銀色シビック!!

停止中にトラックに追突されて玉突きのど真ん中になってしまい、見るも無残な姿になっていました。
トラック→シビック→前車
シビックに乗っていた同僚と、前車の運転手さんは、私が現場に到着するや否や、
やはり同時に現場に呼ばれた救急車に乗せられて行ってしましました…
一言二言言葉を交わした状況ではピンピンしていましたが、後からムチウチの可能性が高いでしょう。
現場の状況は「追突された」とだけしか解りませんままに、この車の始末をしなければなりません。
警察はトラックの運転手と話しては居ますが、被害者達が双方とも消えてしまったのでラチがあきません。
やがて現場検証は後でやろうという事になり、警察やトラックの運転手も去ってしまいます。
ここまでに手に入った情報は、トラックの運転手さんと持主の会社の連絡先、
そして前車については後から来た御家族に連絡先を一応聞きますが、こちらは病院に追いかけていきましたので私一人になってしまいます。
…あれ…なんか寂しいな…
まずはトラックの会社の本社に電話し、相手の保険会社を聞きますが、担当も慣れてないののか
担当さん 「申し訳ないですね、後で●●から電話行きますから」
としか。
●●というのがどうみても「保険代理店」の名前であり、保険会社の名前じゃないのが不安です。
連絡待ちをする間に、シビックの現状を見てみると…
前後ともボロボロ、開かないドアもあるし深刻にひん曲がっているようです。
暑いから車内に居ようと思いましたが、エンジン動いていてもエアコンが死んでいて熱風しか出てこない…
バンパーがズリ落ちてしまって自走も難しそうという瀕死状態。
当方側のサービスセンターや緊急対応センターに電話をして、事故の報告とレッカーを呼んでもらいます。
ディーラーにも電話をしてみます。
やー 「シビックの修理をお願いしたいのですが」
D 「あれ、壊しちゃったんですか?」
やー 「私のじゃなくて会社のヤツですよ~ 」
実に紛らわしいですねw
やがてレッカーが到着し、自走を邪魔するバンパーを一緒にもぎ取ってw 車は運ばれていきました。
事務所に戻って、病院に行った同僚の状態を確認。
とりあえず現状に異常はありませんが通院の模様でした。
今度は相手の保険会社待ちですが、督促を繰り返してやっと相手側保険会社と話が出来るようになりました。
まずは、シビックを破壊されて明日からの足が無いので、相手側にレンタカーの手配をお願いしました。
事故は限りなく相手方100%の過失、修理費用は相手側負担で全部イケると思いきや…そう甘くも無い現実への対処。
こちらの修理費は120万円以上との試算、期間も1カ月前後掛かりそうと聞いて嫌な予感が…
案の定、アジャスターが入った後に
「このシビックの修理費は90万限度」
と年式から価値を割り出され宣告されました。
そしてレンタカーも一般的には半月~3週間限度と。
「対物補償無制限」とはいえ、それは保険会社が認めた金額の範疇でしかありません。
そしてこっちのシビックについては、車検とリース契約を更新した直後での被追突。
勿論予備の車もありません状態。
仕方なくこちら側の保険会社も動いてもらい、差額をこちら側の保険から出せる状態にして修理を開始です。
それを条件にレンタカーは限界まで出してくれとの交渉に。
5年も生きて無い、15~20萬kmにも至ってないクルマ、逝くには早いと思うのです。
(多少偏り気味の価値観)
また更に前車の方が可愛そうでした。
私が相手方保険会社とのやりとりを終えた後に連絡が来て、
「相手方の保険会社の一報が来ないです… そちらへは来ました?」
と事故日の夕方になっても御連絡戴けない状態でした。
…直接電話番号教えておきましたけど。
私も似たような経験ありますけど、被害側なのに加害側から連絡来ないという不安感はハンパじゃないですよね?
●白いシビック!!
夜の信号内で相手方と接触し前方部分が大破。
駆けつけた段階で、警察や相手方の応援(御家族)も来ていて大騒ぎに。
パっと見でどうやらこちらが不利な事故、そして同様に大破した相手の御家族も大激怒…
同僚も恐縮している所に応援に入り、私も一緒に平謝りから始まります。
警察も仲裁してくれて、一応落ち着いた相手側。
現場検証が始まったところでこちらも車を確認しますと、前と左側がまた派手に壊れてしまっていました。
保険会社のサービスセンターに電話で事故報告をし、
レッカーの手配と修理工場の手配を進めます。
また紛らわしい電話をいつものディーラーに。
いつか私も
やー 「自分の車壊しました~orz」
とやらかすことがあるのかも知れません。気を付けないと!!
警察との検証が終わって打ちひしがれた同僚。
あまり事故の経験がないのか、そして相手側に詰め寄られたのがショックだったのか元気がありません。
やー 「日を改めて、菓子折り持って御挨拶に行きましょうか」
同僚 「ええっ!?」
やー 「なんなら一緒に行きますか?」
事故った相手の自宅に行く、ちょっと気が引けますがそれが誠意というもの。
事故った後に電話だけとかサービスセンター任せにしておくと、時として示談が長引いたりするのです。
担当的にはそういう理由ですが、私も過去に訪問は何度か。
自分の事故でもそうして円満に解決しました。
同僚の事故でも硬化したお相手の態度が解れたりもします。
また、自分が被害側に立った時でも事務的に進められるとやっぱり…複雑ですよね。
「問題が起きた時は一番会いにくい人に会いに行く」
「怒らせてしまったら、その当事者に会いに行く」
誰の格言だかは覚えていませんが、この場合は当事者のトコにあえて赴くのが正解なのでしょう。
難しい事です、出来れば逃げてしまいたい。
でも「会いにくい人」から逃げると大抵は悪化し、
また「会いにくい人」と話せれば事態が好転した事も多かったです。(門前払いもありますが)
面と向かえば怒りにくく、離れていれば何もなくても恨みが募るものです。
同僚は行きにくそうでしたが勇気を出してくれて、最終的には笑顔で玄関から送ってくれたと喜んでいました。
良かったですね、一安心です。
一方、車本体。
修理費用はまたも100万円を上回るモノでした。
そしてこちらも車検期間とリース期間の兼ね合いがあり、できれば廃車したくない方向でした。
車両保険は例のごとく不十分、修理費用差額特約で埋めての修理敢行!
保険使うのは痛いですが、車が消えるのはもっと痛いです、使うべき時は今です!!
(私の場合は機会が多すぎますがw)
結果一か月ほどの修理期間を経て、また小奇麗な姿に戻りました。
-----------------------------------------------------------------
やっぱり親近感のある同型車の事故って放っておけません。
ましてや絶版車、潰すのは簡単ですが、やっぱり酷使の末に逝って欲しいものです。
公道を転がす上では事故の危険から逃れる事は出来ず、
例え自らが万全の注意を払っていても事故は向こうから寄ってくる…
もう…自動車用のバリアー(あの何でも防御するヤツ)とか無いでしょうかねと思う今日この頃です。