大和ミュージアムにて

　連休初日は、テレビであった映画『山本五十六』に魅せられて、行ってきました『呉市海事歴史科学館～大和ミュージアム』！！

福岡からは片道３３０キロ、９時開館に間に合うように朝５時起きです。

ちょうど運悪く、家族移動用のドイツ車が今年最初の入院中・・・

代車のゴルフワゴンにETCが付いて居なかった為、家族のブーイングの中、２２Bで出動です！

道中は朝早いこともあり、高速はスキスキでしたが、あまりの乗り心地の悪さに助手席の嫁さんは、到着時にはグロッキー状態に！速攻で翌日のカイロプラティックの予約を入れていました（笑）


館内中央に鎮座する1/10スケール『大和』は、大迫力で、これを見れただけでも行ったかいがありました。この大和、ただの模型ではなく、本物を作った呉の造船所で本物と同じように精巧に作られたもので、２億円かかったそうです。

館内の展示室では、ボランティアガイドさんが付いてくれて、わかりやすい説明をしてくれました。

隣の大型資料展示室に行くと、そこにはなんとこの機体が！↓


零式艦上戦闘機六二型　中島82729号です！

戦時中にエンジントラブルで琵琶湖に不時着水した機体を、昭和５３年に引き揚げ、機体修復したもので、淡水の琵琶湖に沈んでいたので、腐食せずにキレイな状態で修復できたそうです。

そして横を見てみると↓


栄エンジン!ではないですか！
栄三一甲型エンジン

栄エンジン

栄（さかえ）は第二次世界大戦期に中島飛行機が開発・製造した空冷星型航空機用レシプロエンジン。海軍名称として栄、陸軍にはハ25として採用された後、性能向上型としてハ105、ハ115。後に陸海軍統合名称としてはハ35と呼称されるようになる。複列14気筒でバルブ駆動方式はOHV。遠心式の過給器で過給された。設計的には、中島飛行機がライセンス生産していたプラット・アンド・ホイットニーのエンジンの影響を受けている。

気化器に多重の逆流防止用の弁が備え付けられており、英米製のエンジンで燃料の供給に支障が出るような運動を行っても、安定して燃料が供給されると言う特長を有する。そのため、零戦の運動性の優位に大きく貢献した。

アメリカ側は、ハ25をホイットニーの1,000馬力級エンジンのコピーだと主張しているが、ハ25はそれよりも直径が小さく、空冷エンジン設計の重要ポイントのひとつである空気抵抗の軽減が計られており、単純にコピーと片付けるには無理があろう。ただし、部品の規格そのものがプラット・アンド・ホイットニーと同規格であり、現在もアメリカ国内でオリジナルのゼロ戦が飛行しているのは、このためである。

零戦のエンジンとして有名であり、合計33,233台製造された。このエンジンを元に18気筒化し誉が開発された。

ウィキペディアより

スバルのルーツである中島飛行機製造の零戦と栄エンジンの実物を見れて大興奮しました！

コレには落ちがあって、なんとこの栄エンジン、修復協力したのは㈱マツダT＆E
やっぱり広島だから？？なんでマツダやねん！（笑）