
近年、特に往年の名車たちの行く先が危ぶまれてるようです。
オーナー層で多いのは年配の男性。
人生を全うされ、他界されたオーナー。残された名車……。
そして残された家族にとって、今のそのクルマはどのような存在に映るのか。
クルマ好きのご子息、親せきがいれば、受け継がれるかもしれません。
しかし、「父の趣味でしたので」とだけで、親族が冷めていたら……。
金銭的勘定で、価値があればあるほど降りかかるのが相続税ですよね。
家族にとってこの負担額と、名車たちの存在が相まみえれば良いでしょう。
しかし、現実は相続税が払えないから、形見ともなるクルマは処分ということは悲しいかな…少なくありませんよね、きっと。
これも、
今日の高齢化社会による波及です。
そこで、
相続税が払えないなら資産品で、という「物納制度」があるわけです。
そのためのオークションが公開されるというTVニュースに、思わず目を引く名車の映像とともに見入ってしまいました。
下見会は1月17日(木)24日(金)。入札日は3月15日(金)
TVニュースの受け売りばかりでなく、私自身も2年前に、S54スカイラインに乗られている旧車フリークの年配男性からこのような話を聞きました。
「今後は時代を担う若い人に旧車の興味を持ってもらって受け継いでもらわないと、これからは貴重なクルマがスクラップになっちゃうよ。
この前も、サバンナ乗ってる人が亡くなっちゃったんだけど、そのクルマ、放置状態になっちゃってて。誰か譲り受ける人いればいいんだけどって心配してたんだけど、家族が二束三文で処分しちゃったみたいで。子供もクルマに興味ないみたいだし。それなら、オレが欲しかったよ。
いや、なにも亡くなってからっていうわけじゃなく、年取ってクルマ自体乗れなくなっちゃうから。だからそういう受け皿が生まれることが大事だよ」。
貴重な車両単体としては
”文明”遺産。
それをオーナーたちが活かし、風潮を生み、社会に影響を与え溶け込んでいったこと。こうした自然構築された表現としては
”文化”遺産とも言えるでしょう。私はこんな風に捉えています。
その対象車好きな人に受け継がれ、愛されていってほしいもの。ずっと。
- 話題を変えて。 -
昨日、拝見させてもらった、これもドンズバで名車。
「LEXUS LFA Nurburgring PKG」 限定50台。しかもすでにLFA購入権を有している人が対象。スペックや仕様は、各々がネット等で収集できるでしょうから割愛。
オフィシャルHPの同車ヒストリーメニューではニュル北コースで
”7分14秒64”と公式発表されています。
注目は、ハード面ばかりでなくソフト面でも。
購入者は、無償でニュルのサーキットを1年間走行可能なフリーパスが付属するそうですね。さらに、チーフ・インストラクターからマンツーマン・ドライビング・レッスンも受講可能とか。
GT-Rの"クラブトラックエディション"に似た付随システムですが、こちらは公道使用不可のサーキット専用車(しかも意外や限定車ではなかったような…)ですし、スクール年会費200万円(この中には年5、6回の走行費用とか色々含まれているようですが)のほか、保管依頼となれば100万円のエクストラフィーが必要です。。
他に装備採用で注目したのがコレ
↓
348のベルリネッタにサンルーフ付き☆
これって後付けですよね?
(正規オプションであったんでしょうか!?) 見た感じ、デタッチャブル式(脱着式)ですし、後付サンルーフだと、代名詞の「ベバスト」製をつい連想してしまいます。 個性と、オーナーさんの爽快感を求めてであろう実質的モディファイ 、イイと思います。
隣に写りこんでいる、1987yearエスプリの当時っぽいスタイルのイジリ!?、演出も味わい深くてナイスな印象でした。
その後、夕方の帰還まで余裕あったので自然散策を♪
成人の日の今日は、首都圏でも初雪。しかも、けっこう積もっちゃってマス。
昨日、青Pとたわむれておけて良かったです(^ ^)
Posted at 2013/01/14 14:12:31 | |
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