
昨日からいくつかのTVニュースなどを見た人は、知っている方もいることでしょう。
輸入車販売店に、売却、修理で車両を預けたがクルマが所有者の元へ戻ってこず、金融流れ、または車両を担保に換金され、こうした詐欺を行なっていた女性社長が逮捕されました。
お店は、東京・東麻布の
「ガ○ージ・ヴェ○ー○ェ。」
被害者の1人は3年前に、白の初代ポルシェ・カイエンSを300万円で売却するために同販売店に預けました。
そして手数料として20万円を同店に支払ったといいます。
しかし、売約によって得られる300万円はおろか、クルマも、手数料も、すべてが戻ってこなかったと言います。
シビレを切らした所有者は当然、お店に怒り心頭で踏み込みます。するとお店はシャッターが閉まっていて、後ろから男性に声を掛けられました
。「白のカイエンSを300万円でこのお店から買ったのだが…」という人間でした。売った側と買った側、双方の人です。
偶然お店で鉢合わせになったこの方は、300万円を払ったがクルマがこないということになっている訳で、2人して警察に駆け込んだそうです。
カイエンSは金融流れ車として流通してしまっていて、時々交通違反の通知などが所有者の元に届くとか。そりゃ~そう。 所有者変更できないのですから。
とはいえ、女性社長の逮捕。その直接の罪状は別のフェラーリやらロールスの担保→換金化のよう。
カイエンのオーナーは上記したインタビューで最後
「もう、私だけでなく他の方も、お金は戻ってこないとあきらめてますよ」と話していました。
ココのお店は
東京タワーのお膝元の一等地。
イメージからすると、まさかの驚きです。
特に中古車店の場合、クルマを買うまでは良いが、買った後(販売店の立場では売れた後)は、
めんどくさそうに不誠実ということは少なくない。
今も昔も、お店選びには注意。そしてその後のお付き合いにも注意なのだな、と改めて思う次第です。
Posted at 2013/01/09 20:23:32 | |
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