ＲＸ８吸気チューン考察

チューン済み中古RX8（前期タイプS）を購入したオーナーが

「他社で計測したら170馬力しか出てなかった」

と相談に来た。


車両にトラブルを抱えているかもしれないのでチェックすると、
機械的なトラブルは全くない。


ただ、【 むき出しタイプのエアクリーナー 】を装着していたのが気になった。


メーカーによっても差があるから “ 必ず ” とは言わないけれど、

8でむき出しタイプクリーナーはあまりいい結果が出たのを見たことがない。


で、このお客さんに “ 純正クリーナーボックス ”に戻すことを提案した。



ついでに【 R Magicトリプルパイパークリーナー 】と【 R Magic ラムプレッシャーダクト 】を装着。



CPUは元々【 CPU-8 FIL 】が装着されていたから 【 CPU-8 FIL-PRO 】に
バージョンアップ。



たったそれだけ。



というか、エンジンルームだけを見るとディチューンしたように見える。


そりゃそうだ、派手なアフターパーツから純正ボックスに戻したんだからね。


うははっ



さて、チューン前（つか、見た目はノーマル戻し（爆））のパワーグラフがこれ。

計測誤差をなくすため、チューン前もチューン後も2回ずつ計測して
数値が大きく出たほうを採用している。


チューン前
馬力178.4ps　トルク19.9kg・m　



チューン後
馬力201.7ps　トルク21.5kg・m　



その差
馬力23.2ps　トルク1.6kg・m　





NAで23馬力アップというのは驚異的でしょ？


178psからだから、じつに約13%アップですわ。


ま、純正からディチューンしてる状態からノーマルに戻しつつ
チューンナップしたんだから、当然といえば当然なんだけどね。


※トップの８の画像は関係ありませんー