2、3日前のmixiニュースで話題になってたね。
24時間のチャリティ番組が始まったころ、中学生だったぼくは
とても素晴らしい意義を持つこの番組が大好きで、
毎年夏休みの後半に放送されるのを心待ちにし、
番組の24分の20くらいをがんばって観ていた。
放送終了直前に集まった募金総額の発表を見て、
テレビというメディアの影響力の大きさを感じ
参加したすべての人々の優しさにとても感動したものだ。
が
数年後、総合司会のタレントが1,200万円ものギャラを受け取っている
という話を耳にする。(※)
チャリティ番組でギャラかよ。
純粋に感動しながらその番組を観ていたはずなのに急に萎えてしまい、
以降25年以上観ていない。
少ないお小遣いの中から募金する子供だってたくさんいるはずで
そういう子供たちがその事実を知ったら残念どころか
裏切られた気持ちになるだろうに。
ひとの好意を軽視したり、ひとの好意を利用して金儲けするような
薄情な大人が作った番組ってのはちょっとね。
出演者はカメラの前で「いいひと」をアピールできるんだから
テレビ局はギャラ払うんじゃなくて、
逆に【 番組参加費 】を徴収すればいいんだよ。
募金として。
日ごろ払ってるギャラと同額の【 番組参加費 】。
時間当たりのギャラが安い若手は安い参加費で長時間出演できるのさ。
時間当たりのギャラが高いベテランは高い参加費払って出演すればいい。
出演者減るんだろうな。
メディアを利用してたくさんの義援金を募るというやり方は
有効だと思うし、おおいに結構だと思う。
その番組のお陰で膨大な募金が集まるわけだし
協賛自動車メーカーが入浴車を寄付したりして
実際にその恩恵を受けるひともたくさんいるのだから
全否定するつもりはない。
けどね、一般の人には募金やボランティアをお願いしておいて
自分たちは報酬もらって・・・というやり方が
どうしても納得いかない。
だから感動しない。
一般人のわしは、せめて自分のできる範囲内で
ちょっとだけでも人のためになれるよう、
これからもプルタブを集めていきますわ。
見返りを期待しない純粋な人たちが
プルタブ持ってきてくれることに感動しながらね。
※
司会の大物タレントがギャラを受け取っていたという話の真相は不明。
ただし、出演芸能人に少なからずギャラが発生していることは
テレビ局側は認めているからね。
http://www.bpo.gr.jp/youth/answer/010_ntv.html
また、この司会のタレントがギャラを吊り上げまくった挙句
「そのギャラを全部寄付に回してね」
と言ったという、あたかもあとから捏造したんじゃないかと思われるような
陳腐な偽善的エピソードがあるが、これが本当の話ならやはりこの人は
勘違いな残念なひと。
はなっからチャリティ番組だってことわかってんだから、
「ギャラが出るなら出演しないよ」とか
「他の出演者もノーギャラが条件じゃないと出演しない」
という態度をとるべきだよな。
もしも捏造なら、もっと高い報酬を払ってでもちゃんとしたエピソードを
作れるブレーンを雇ったほうがいい。
Posted at 2009/08/26 00:56:08 | |
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