
超不定期更新、きまぐれ自己満足日記です。
お暇なら足を止めてくださいませ。
同じ症状でお悩みの方の参考になれば幸いです。
先日開催されたセリカ乗りの神祭典、『東海セリカDAY』
夢のようなひとときの余韻に浸る間もなく私に突き付けられた現実。
「エアコンが冷えない」
コンプレッサーは作動しているので素人ながらガス抜けだろうという予想は何となくつきますが・・・
駆け込み寺の“弟メカドック”は遠い地にあり。
ドック・インは容易ではない。
さて、どうしたものか…。
ここで話は変わりますが、以前からお伺いしたいショップがありました。
職場の後輩から噂を聞いていましたが、確かなウデとストイックなまでのこだわり、何より代表(一人でやっておられる)が無類のクルマ好きだそう。
後輩曰く「あそこまでの人はそうはいない」とのこと。
前々から一度遊びに行きますと言っていながら、故障が出て初めて伺うのというのも気が引けますがカッコつけてもしょうがない。
と言うわけで、後輩を通じて声をかけてもらうと「診てみるから持っておいでよ~」と快諾してくれたとのこと。
お言葉に甘えます・・・。
そして緊張のご対面~ん!
代表:「懐かしいねえ!やっぱり今見てもカッコいいねえ!」
何ともありがたい気さくでウェルカムな第一声。
見た目は頼れる兄貴。大柄でたくましく爽やか。
声は『ナイトライダー』のマイケル・ナイトの吹き替えでお馴染み、ささきいさお氏を若くした感じ。
好印象です。
その後はしばしクルマ談義・・・
伝わってくるのは本当にクルマ&メカが大好きなんだなあということ。
代表:
「このクルマは中学生の頃憧れてたなあ・・・。実際に整備するのは初めてなんですよ」
「へ~、こうなってるんだ」
「このスイッチは何?」
「これ回すとどうなるの?」
好奇心旺盛な子供の様に質問してくれます。
乗ってる本人も返答できないこと多数(^_^;)
申し訳ない・・・。
いよいよ、診察に入ります。
代表、さっきのにこやかな表情から一変、戦人(いくさびと)の顔に。
・やはりガスが抜けており圧がかかっていない
・問題は漏れている箇所 一箇所か複数か・・・
程なくして最も怪しいと思われる箇所がピックアップされました。
ここで提案された選択肢はふたつです。
①現在の旧ガスシステムは温存し、該当箇所を修理してガスを再充填
想定される問題点:
・旧ガスは現在入手困難
・修理に必要なパーツが揃わない可能性がある(なければ作ると言ってくれました)
・今回直っても他の箇所から漏れが発生する可能性がある
②新ガスシステムに入れ替える(コンプレッサーは温存)
想定される問題点:
・新ガスは透過しやすいのでコンプレッサーのシール部分からの漏れは高確率で発生
いずれ近い将来コンプレッサーASSY交換必要
・新ガスは高圧のため古くなったラインから漏れが多発する可能性あり
(たとえ規定容量から少な目にしてもリスクは高い)
・トータル費用は高い
今回は高リスクが多いと思われる②を避け①を選びました。
代表「メカニックとしては心苦しいけど、“これで完璧”という手はない。もしかしたら直した箇所から再発という可能性もゼロじゃないです。」
私「もちろんそれは承知してます。一難去ってまた一難は旧車乗りの宿命です(笑)」
その後も色々な話に花が咲き、果ては戦闘機のエンジンの話まで貴重な話を聞かせて頂きました。
そんなこんなで、その日からお預けすることに。
ちなみにその間、もうひとつ治療をお願いしたことがあります。
症状は「エアコンスイッチLoが効かない」です。
前々から気にはなっていたのですが、もし直りそうなら・・・ということでお願いしました。
そして預けてから二日後、作業完了の連絡が入りました。
引取に行くと、そこには“スイッチLoで静かに車内を冷やしている”愛車の姿がありました。
代表は「どのパーツがどのようにダメになって、どの資料を元にどのパーツを使ってどう直したか」をこと細かく説明してくれました。
私では理解しきれない点も多々ありましたが(T_T)
この時思ったのが、「いつか自分や家族が病に倒れたらこんなお医者さんに診てもらいたい」ということ。
結果、ダメでも納得できるはず。
また話が逸れますが、先日某TV番組で某タレントが医者に対し、「(患者には)100%治す」と言ってほしい旨の発言をして批判を浴びていましたね。
「100%病気を治す」なんて言うのは怪しい宗教か詐欺師ですよ、あなた。治るよう努力してくれてる方々に失礼です。
脱線しました。
とまあ、こんな感じで今回のトラブルは無事解決に至りました。
請求書に記された額は温情の一言…。
他にも書きたいことはたくさんありますが、キリがないのでこの辺で。
帰り際に「今回は資料がなくて苦労したからもうトヨタに注文しといたよ。何かあったらまた来てください」とありがたいお言葉。
この地でセリカに乗り続けるにあたって、この上なく頼もしい味方を得た気がしました。
東海セリカDAYに参加したご利益でしょうか。
同志達の勇姿に励まされ、ブラックジャックのお力を借り、これからも私のセリカは走ります。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございます。
長文&乱文失礼しました<m(__)m>
※代表が撮ってくれた作業の写真をUPしておきます

赤丸が最も漏れが疑われた箇所

湿ったようになっています

修理後
綺麗になりました

問題のレジスター
作りは夏休みの工作のようで時代を感じさせます
赤丸が焼き切れた箇所
抵抗は当然ながら製廃です

ダルマセリカの資料におまけでついてたGA61の資料だそうです
わかりやすく手書きで回路を教えてくれました

市販の一般的な抵抗
発熱量が多過ぎて危険と判断されました

放熱性の高いヒートシンクタイプに変更
※追記
コンプレッサーについて
氏曰く、コンプレッサーも結局はレシプロエンジンみたいにシリンダー内をピストンが行き来する構造なので潤滑のために適度に回してあげる必要があるということです。
私は消耗を恐れるあまり、使わな過ぎて負担をかけるという本末転倒なことをやっていました(>_<)
ご参考になれば…