
「何シテル?」でも呟いた通り、
コペン、壊れましたー!!
症状としては、一応走るには走るんですが、ブルブルが凄い・・・クローズ状態だと外の音が全然聞こえんくらいの籠り音(反響音)。
うえーー乗る気がせん。。
ほんで、緊急入渠(ドック入り)で、「たぶんエンジンマウントちゃうかなー」ということで、ひとまず今週末にエンジンマウントを交換してもらう手はずになってます。部品交換で治りそうで良かったっす。
いやー、ひたすら走りましたから。
どこを?実家の宮崎まで自走(850㌔)して、高千穂から阿蘇まで走って・・・4日間で1600㌔くらいは走ったと思います。
そして、こっち(関西)にフェリーで戻ってきて、降りる時に「なんじゃ?何かおかしくね?」って感じです。
まぁ調子悪くなったのは残念だけど、ポジティブに捉えれば、宮崎で走り回ってた間は我慢してくれてたんかなぁ・・・我が相棒。バイクにうつつを抜かして手放そうかとか、一瞬でも考えてしまいごめんな。と謝りたい。まだまだ一緒に走らんといかん道がよーけあります。
ほんなら、ちょっと長くなりますが、今回の帰省の様子をリポートしてみたいと思います。

前日の夕方7時くらいに自宅を発って、実家に到着したのは朝9時頃でした。実家と言っても母屋には兄家族(父も)がいて、そもそも、私の育った家ではない(建て替えはった)ので、敷居は高いw
帰省した時は、兄が「サティアン」と呼んでいる離れのカラオケ小屋を借りて寝泊まりします。あ、カラオケはしませんww

頻繁に帰省する目的は、父に少しでも親孝行らしいことしつつ、農業のノウハウを教わりたいという全く自分勝手な思いからなのですが、そんな私の気持ちを知ってか知らずか、父はマイペースに自分の仕事にひたすら没頭してます。モモ畑に農薬を散布するというので手伝おうとしましたが、置いて行かれました(涙)
※今日、モモが送られてきました。「今年は失敗。来年こそ」だそうで、まぁ勢いを失っていない元気な父の姿が見れて、話ができたことは本当に良かった。

帰省2日目。神戸ー宮崎間を結ぶフェリーに乗って、みん友のmantarayさんがやってきました。関西ではツーリングをよくご一緒させて頂くのですが、まさか本当に宮崎まで来られるとは・・・これからコペン2台で高千穂を目指します。
ちなみに、私もこのフェリーに乗って後日神戸まで行きます。

ほんでもう高千穂~(いやーやっぱツーリングはテンション上がって写真撮り忘れるっしょw)ココは天岩戸神社にある天の安河原に繋がる渓流沿い。
不信心な私はパワースポットとかあんましアレなんですが、さすがにココは鳥肌全開。水も緑もきれいすぎる~。この後、無数の石積みが広がる「聖地」が目の前に現れ更に身震いすることに。。

天岩戸神社、高千穂神社の参拝を終えて時間がありそうだったので阿蘇大観峰まで来ましたよ~。と言っても躾の悪いウチのグーグル先生に振り回されて、かなり迷走しましたが。。。(滝汗)
阿蘇山(中岳)から外輪山。北東には九重連山まで見える大パノラマ。草原の中をどこまでも伸びる道は、まさにオープン走行のための道って言いたくなるくらい爽快でした。
この後、mantarayさんは四国へ渡って自走で神戸へ戻られ、私は再び実家に戻って2日ほど過ごしました。

楽しい帰省の時間はあっという間。今回は行ってみたかった阿蘇ツーリングもできたし最高の時間でした。宮崎カーフェリーの煙突に描かれているのは金のトンビ。何でも初代天皇神武(の東征)に所縁のあるマークなのだとか。
最近は俗に言う2024年問題もあってか、車エリアはいつもトラック&貨物で超満員。乗用車は端っこに追いやられてますwただ、トラックの運ちゃんの休息スペースは別階になるので、繁忙期でも無ければ乗客エリアは比較的空いてるイメージですね。

実家の後ろにそびえる尾鈴山がフェリーが出向してもしばらくは見えてます。あの麓にみんないるだよなーと思うと、ひとり寂しい気分。
脳内に流れる音楽はもちろんタイタニックのテーマ(My Heart Will Go On)ではなく、軍艦行進曲(おぃ!)。

宮崎カーフェリーは2隻で運用(ろっこう たかちほ)しています。
どちらも就航して2年ほどの新造船なのでかなり快適です。パブリックスペースには椅子と机が多いので、私はいつもドミトリー(2段ベッド)を予約して、食べ物は乗船前にスーパーやコンビニで惣菜&お弁当を買って持ち込んでます。ビールだけは冷えたの飲みたいので船内の自販機ですが、意外とふつーの自販機並みの良心的なお値段設定。
レストランでビュッフェもあります。が、正直、ディナー(2100円)は勿体ない。朝食バイキング(600円)は時々利用してます。でも、やっぱり食べ過ぎますw

朝~。フェリーの朝はみんな早起き。ご来光を拝みに甲板にたくさん人が出てきました。風が強い~。

船内のモニターには現在位置が表示されます。宮崎カーフェリーは太平洋航路なので、スマホの電波が届かずに長い時間使えないのがあかんところですかね。紀伊水道に入る頃から電波入るようになります。

いつもは道路や公園から遠近感のある姿しか撮れない明石大橋も、海の上からなら真横から撮れますね。周囲には漁船や貨物船がいっぱいで、時々危険回避のために汽笛が鳴らされることも。

神戸港に入ります。が、いつも思うことなんですが、三菱重工の潜水艦ドックの真横を通るのに、潜水艦が丸見えなんですが・・・機密のカタマリみたいな軍艦の横をのん気に民間フェリーが通過するくらいだから、そりゃドローンで撮影くらいやろうと思えばできるっしょw
そして到着~さて、クルマを出すぞーってエンジン回すも、「ん?コペンどした??」ですwww
愛車とともに長距離移動するならフェリー旅、いいですよー。
何せ楽。ホテルに宿泊しながら移動してるみたいなもんですし。高速代とガソリン代を考えたら、金額的にも遜色ない。時間的にもそう変わらないので、目的地にフェリー航路があるのなら迷わず利用です。
この宮崎カーフェリーを何度か利用して、最初は個室を使ってたんですが、ドミトリー(二段ベッド)でも十分だなと感じます。携帯は通じないし、飯食ってシャワー浴びたら寝るか、パブリックスペースで話相手を見つけるしかないですしね~。雑魚寝(ツーリスト)には少し抵抗ありますが、二段ベッドなら寝姿を見られることも無いw
私の場合、船内へは飯と洗面用具、スマホ、小銭など最低限の荷物だけの持込です。財布などの貴重品は専用のとっても小さなコインロッカーがあるにはありますが、クルマに置いておいた方が安心(車両スペースは出港後は許可があるまで立入禁止になります)。個室になると鍵が貰えるので大丈夫です。
それから、履物はこの時期ならサッと着脱できるサンダル履きが超便利。私はいつもクルマに靴は置いておいて、サンダルに履き替えてます。
私は今後はコペンで帰省するのはやめて、ハンカブでフェリー使って帰省しようと思ってます。バイクは運賃が安いし、125㏄はもひとつ安いし、バイク限定のツーリングプランも使えるし、着いた先の足にも困らない。良いことづくめ。雨が降るとちょっと嫌かなw
まずは神戸港までのルートを開拓していこうと思ってます。
バイク楽しーー(って言ってると、またコペンがヘソ曲げるかなw)
もちろんコペンも大事に乗っていきますよ。