2011年04月04日
RADIO!RADIO!RADIO!
あの地震からもうすぐ、1ヶ月経とうとしていますね。
今、ひたちなかはライフラインはほぼ100%回復。
道路はところどころ、凹みや段差がありますが、普通に走ってる分には無問題。
お店に行っても、以前よりは品数が少ないけど普通に買い物が出来ます。
ガソリンも先週前半には落ち着きました。
常磐線も3/31には勝田まで運転を再開しました。1時間に一本程度ですが・・・。
ただ、海側の方は未だに津波の爪あとがしっかり残っています。
那珂湊や大洗は瓦礫が所々、山になっています。
僕は釣りが趣味なので、気になっていた漁港に行ってみました。
・・・以前のような活気は全くありません。あるのは、瓦礫の山と津波で大破した漁船の残骸。
これを見たら、釣りをする気持ちにはとてもなれそうにありません。
しばらくは、海釣りはお休みです。
早く、漁が再開されるといいんですけど・・・。
震災の当日から3、4日程、電気復旧しませんでした。
夜空を見上げると、「こんなに星ってあったっけ?」ってくらい夜空が綺麗でした。停電の副産物ですね。
電気が来ないとなると、一切の情報が入ってきません。携帯電話も通信規制が掛かると、インターネットも出来なくなります。さすがにこれは不安です。
僕は車に行きました。そう、カーラジオを聴こうと思ったのです。
最初は某キー局を聴いていたのですが、電波状況が悪く聴き難かった上、同じ情報をただ繰り返しているだけだったので地元の「茨城放送」を聴き始めました。
さすが、地元放送局。各市町村に設置されている避難所の情報や停電、断水の状況等、事細かに放送してくれていました。これは、本当に心強いものです。一部繰り返しになってしまう内容もありましたが、キー局とは違い丁寧に伝えてくれていました。特に電気が復旧し始めた時なんかは放送中に電気が戻ってきた事を伝えてました。これは、安心できましたね。「もうすぐ、電気がくるんだな・・・」なんて思いました。
千葉県の方では、「bayfm」が同じように千葉の地域情報を流していてくれたそうです。
この様な災害発生初期はテレビよりもラジオが威力を発揮しますね。電池とラジオがあれば少なくとも音声での情報が入ってきます。こんな時、映像はかえって邪魔になるのかもしれません。
僕は昔からラジオが好きでした。中学校の頃から、AM、FM問わず色んな番組を聴いていました。AMの深夜番組は今でこそ聴かなくなりましたが、その当時は夜中の3時まで聴いていました。(さすがに今は起きていられない・・・)
なんで、ラジオが好きなのかを考えてみました。僕の感覚からすると、ラジオって「アナログ」な感じがするんですよね。テレビは映像が情報の主ですから、色んなCGや特殊効果なんかを使えば何の変哲も無い映像も楽しく見えたり、凄く見えたりします。
ラジオはDJの声と音楽(SE含む)、それだけです。音が情報の主です。これは聞き手にある程度、情報の受け取り方を委ねているかのように思えるのですね。それに、トークが主体の番組だとDJが話している事を自分の頭の中で想像してみたりして・・・。結構、ラジオ聴くのって頭使いますね。
僕が凄いなと思うのは、野球の実況中継でしょうか。選手の動きや、審判の判定だけでなく球場の雰囲気をアナウンサーの声だけで伝えるんですよ(観客の歓声は聞こえますけど・・・)。僕には出来ないな・・・。僕がやったら擬音や「あーっと!!」や「おーっと!!」ぐらいで終わってしまうでしょう。あれはプロの仕事ですね。
今は深夜に聴くことは無くなりましたが、車に乗るときは必ずといっていいほどラジオを聴きます。なんか、安心するんですよね。
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Posted at
2011/04/04 20:44:59
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