空気読めよ！

「名ばかりのＧＴは道を空ける」とは昔のセリカのキャッチコピーです。
名ばかりのＧＴとは暗にスカイラインを指し、走りよりファッション性を高めていたスカイラインを揶揄したコピーだったと記憶しています。

この話はこれぐらいにして、最近六甲を初めとした峠道を走ることが多くなっています。
どうしても昼間なのでクリーン状態で走れずに前の車に追いついてしまいます。
でも決して煽ったりはしません。
あえて車間距離を保って追随します。

でも六甲などのコースでは思った以上に道を空けてくれるのです。
「わっ、速そうな車が迫ってきた。譲っとこう」なのか「お調子者がブイブイ言わして迫ってきた、関わり合いにならんとこう」なのかは定かではありません（笑）

でも中には気付いていないのか余裕がないのか、延々とゆっくり走る車も当然ながらありますね。
この間も峠の登りをそんな車に着いて登っていました。
もう既に追い越すことは諦めていました。
かなり急なつづら折りのカーブが３つほど続いたあとの直線の登りに達した時、前のセダンがスッと左に寄りました。
全く予期しなかったのですが、譲られたら追い抜かないわけにはいきません。
追い抜きにかかりましたが、回転が落ちてしまっているのでとってもカッコ悪い追い抜きになってしまいました。

「カーブの手前で譲ってよ、あんたに着いて急カーブ曲がったからスピード落ちててしもたやん」
道を空けてもらった場合、追い越す気が無くても立場上どうしてもペースアップしてしまいますね。
ロドって決してパワーがあるわけでも無いし、テクニックも無いのでちょっとツラいこともしばしばです。

ロドに限らずオデッセイに乗っていても意外と道を譲られることがあります。
オデッセイの場合、あのワル顔（＋無限グリル）が影響しているんでしょうか。
前車にプレッシャーを掛けるには車間距離を詰めて走るより、一気に距離を縮める方が効果があるようです。