フロアジャッキ点検修理。

先日のタイヤ交換時のトラブルの原因となった安いフロアジャッキを点検してみました。

見ての通り、まだ何回も使っていない新しい方のジャッキが不調です。
ハズレだと思って諦めるつもりだったんですが、ダメ元でイジってみることにしました。

何年も使っての不調ならオイル漏れとかが原因かと思えるんですが、見ての通りオイル漏れの形跡なんか全くありません。
でも何かすれば復活するかと考えて、ジャッキオイル(300cc)を用意しました。
ジャッキオイルってもう少し硬いオイルかと思っていたんですが、意外と柔らかいオイルでした。

You Tubeの動画を見ると、ピストン部分のOリングが劣化してオイルが漏れている場合が殆どでした。
ジャッキの構造としては、油圧で動いているぐらいのことしか知識がありません。
以前に同じタイプのジャッキが不調になって分解した事はあるんですが、結局直せずに廃棄しました。

安いジャッキはオイルの注入口の栓がゴムだったりするんですが、これはしっかりしたネジです。
ちょっと減っているように見えたので、オイルを一杯まで補充しました。
でも本当は、注入口から１cmほど下にあるのが正常らしいです。

結局オイルを給油しては溢しを繰り返し、使った70～80ccの殆どを無駄にしてしまいました。

あとはエア抜きもやってみたんですが、目立った効果は感じられません。

一度は左の写真のように持ち上がったんですが、操作が安定することはありませんでした。

動きにムラのある場合の原因を突き止めることは出来ていません。
恐らく内部の構造に最初から欠陥があるとしか思えません。

上ったジャッキが突然落ちるようなことは考えられませんが、これでは使い物になりません。