makita 充電式草刈機  

【再レビュー】(2020/12/03)
購入から１年半経ち、エンジン草刈機と使い分けながら使用してきました。
最初のレビューにも書いた、草刈刃の部分に付いたモーターが重いという弱点は、思った以上に大きいようです。
平坦に近い場所は余り苦にならないのですが、土手のような部分は毎回持ち上げないといけないので、腕に大きな負担が掛かります。
妻に使わせたところ、「先が重い」との一言で却下されました。

先日、久しぶりにマキタのHPを覗いたらモーターを後部に付けた新機種が掲載されていました。
思わず「もう少し購入を待つべきだったか？」と考え、営業所へ電話で聞いてみました。
聞くところによると、モーターを後部に配置してエンジン機と同じようにドライブシャフトとギアによって伝達する方法だとパワーロスが凄いようです。
その証拠に、大きなモーターを積んでいるため作業時間が1/3以上に短くなっています。
今の機種でも状況によっては１時間余りとかになるので、30分も持たないのでは話になりません。
新機種の発売にガッカリしかけた気持ちを、ぐっと持ち直して電話を切りました（笑）

多少のメカニズムの効率に関する知識は持ち合わせているつもりでしたが、シャフトやギアを介することで、ここまで損失が発生することに驚きです。
車でもエンジン、モーターに関わらず駆動ロスとの戦いなんでしょうね。

草刈り作業のいろんな状況を経験、考慮しながら、エンジン機とモーター機を上手く使い分けていこうと考えています。

追加パーツとして互換バッテリーを購入しました。
純正は全てにおいて優れているのですが、互換品は価格が半分以下なんです。
もう少しキリの良いところまで刈りたい時に、２本目のバッテリーは必須です。