ここまで3回続けて書いてきた新城ラリーに関するブログですが、最後にまとめや感想を書いてみます。
■人が集まると盛り上がる!
今年の新城ラリーは土・日で5万人近い観客が集まったと発表があった。
国内ラリーでこれほど人が集まるイベントがあるなんて、初めて参加して驚き!人が集まって、活気溢れる会場だったのは凄く良かった^^
デモランひとつとっても、背景の観客を見ると、人の多さが分かるかと。
そのおかげで、出店も盛り上がっていたし、地元の自衛隊も展示していたりと、イベントも面白かった。
ラリーカー展示だって、様々な協力を得られて、Gr.B、Sやマキネンの乗ったランサーも含めて、華やかな展示になっていた。
これは、地元と協力関係を作り上げてイベントを作り上げてきた結果なのだろう。
例えば、会場と駐車場とのシャトルバスはトヨタのグループ会社から総動員されていたし、蓬莱泉がラリー限定の商品を出していたりと、地域の様々な企業や団体との関係もうかがい知ることができた。ラリーは地元との関係があって成功する、そのすばらしい一例だと思う。
■運営面では問題あり
このように新城ラリーが大きなイベントになった結果、運営面には諸々の問題もあると感じた。
例えば、本来メインイベントであるべきラリー競技を観戦できる場所が非常に少ない。公園内SSSでは、ラリーの雰囲気を感じることは非常に難しい。かといって、プレミアムパスで、限定SSに入れる人数は限られている(80人程度)のも現実だし、また、デモランとSSSの時間がかぶっているのも、観客を分散できるかもしれないけど、ラリーに注目を集めるべき所ではないのかと感じることも。
ラリーに興味を持った人がもっと楽しめるような、競技を見せる運営に期待したい。
そして何より重視すべき、安全対策が疎かになっていた。
私自身は見ていないものの、SS走行中のコースを横断させたオフィシャルがいて、競技車両と観客があわや、という場面があったという。
無線機等である程度の走行状態をやりとりしているのだろうが、SS走行中のコースを横断させるなんて絶対やってはいけない!コースを横断しないとバス乗り場へのアプローチが非常に遠くなるケースもあったが、利便性よりも安全が何よりも優先すべき事項。来年には、観客の導線についての見直しを図っていただきたい。
■プレミアムパスはどうだった?
限定の作手北SS観戦は
先に書いたように、楽しむことができた。
ギャラリーポイントも、コーナーの攻略がいろいろあったし、コースまでの距離もそこそこ近い設定だったのがよかった。
ただ、本来はこういう真ん前から見たようなポイントから観戦できるはずだったのに・・・

00カー走行後になってから、JAFの指摘が入って観戦場所を下げられる事態も発生した。JAFは少々神経質になりすぎではないかと思わされる部分もあって残念だが、先に書いた安全面への配慮が必要と書いたこともあるので、仕方ないか・・・
進行方法については・・・
・新城総合公園内SSSも特別観戦エリア有と告知されていたが、実際はキャンセルになったと当日発表された。
・特典のうち一部のサイン入りグッズ等が抽選(公式サイトには付いてくるようにしか書かれていない)
うーむ。バス移動がついてるとはいえ、プレミアムパスの主な特典がSS1本だけ特別観戦では、WRCのあまり変わらない値段設定なんだよなあ・・・
そして何より、移動方法が制限されるのが辛い。
作手北SS近くにクルマで集合して、観戦後に公園に移動、全日程終了後にまた山の上に置いたクルマをとりにいく必要がある。
この移動だと、ラリー終了後のバス待ち時間が長く(雨の中1時間以上待った)、自分のタイミングで離脱できない。人によっては体調を崩してしまうのでは・・・と心配になる。
何より、観戦後にの山の上に置いたクルマを回収しに戻らないといけない移動が、とにかく無駄に感じた。大体の人が山を下りて同じルートで戻ってくることになる。
朝もっと早くてもいいので新城公園近くの駐車場(一般観客と同じ駐車場)に集合→バスで移動して作手北SS観戦→新城総合公園で観戦・自由に離脱可とする。こうすればもっと自由度がもっと高まるし、公園を離脱してリエゾンを見に行くことも可能だろう。
来年も同様の動きだったら、プレミアムパスは買わないかな・・・と感じた(;><)
・・・
とまあ、最後に批判めいたことも書きましたが、総じて楽しいイベントでした。
あの盛り上がった会場の雰囲気は他のラリーイベントにはないものだし、また来年も機会が有れば観戦しに来よう思います!
そのときは晴れると良いな~^^;
最後に、イベントと言えば、アドバンギャルの皆さんキレイでした!ってとで画像を載せて、締めておきます(・∀・)

Posted at 2014/11/08 16:34:12 | |
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