黄色いインプレッサに乗り始めて数週間、やっと馴染んできたし、いろいろ思うこともあるので書き連ねてみる。
■パワー
さすが308psの馬力と43kgのトルク。前車のST205WRCの255ps・31kgと比較しても驚くばかり。どこからでもグイグイと加速してくれるのはもちろん、現代車らしくフラットに強大なトルクが持続するからS#は高速でも怖くて踏めないレベル。もちろん、人によってはターボらしくドッカンと来て欲しいというのもあると思うけどw
それでも、以前に試乗する機会のあったR35 GT-Rのような凶暴でも、公道ではまだまだ余裕を感じさせた加速と違い、GRBは2Lターボの市販車としてはすごく尖った表情を見せてくれる。私はこれに慣れると速そうなので、早くサーキットで全開にしてみたいなあ~と。(というか、spec Cなんだしもちろん走りたいですが!)
ちなみに、電スロが・・・というインプレッションをよく見るけど、確かにアクセルワイヤーのスロットルのようなダイレクトさはないけど、普段街乗りレベルでこのフィーリングに文句付ける理由が分からない。他人のインプレッション見て感化されてるだけなんじゃないかなあ・・・
■ブレーキ
STIロゴ入りのブレンボキャリパーの見た目とタッチはともかく、パッドが役者不足みたいでいまいち不安の残る制動力。パッド交換(もう少し初期制動が強い方が好み)、ローター交換(もしくは研磨)してみないとなんとも。少なくとも、ST205のブレーキは本当に優秀だったなあ、と改めて感じる次第。
■ハンドリング
正直、街乗りではシンメトリカルAWDとか、DCCDとか、リア機械式LSDの効果まではよくわからない。ただ、GRBデビュー当時に試乗したときのA型18インチ仕様は重たい印象があったけど、このB型spec Cは軽量化の恩恵か、すっとコーナーに入ってくれる印象。特にフロントのアルミボンネットと、小型バッテリーの恩恵は大きそうだ。
新車時から付いてたRE070が、3年経過して溝も無くドタバタしてたのが、週末にタイヤ交換(DL ZII)してかなりよくなったのもある。ダウンサスも下がりすぎてないし腰砕けな感想もなくて(さすがに車高調のシャープさにはかなわないにしても)、町乗りなら見た目も走りもこれで十分。spec C専用品という純正バネも試してみたかったけどね。
そしてなにより、ST205WRCとの違いは、賛否分かれるSSサスで激重だったステアリング。GRBの片手でも回せそうで、でもしっかりした腕へのレスポンスは現代のクルマらしい感覚だ。
■快適性
遮音材の省略や薄型ガラスなどの軽量化のせいか、さすがにうるさいが、セリカよりは静かで気がついたら予想以上にスピードが出てる。
それでももちろん踏めばボールベアリングターボらしい機械的な音やら、HKSマフラーの高音が良い。18インチ仕様は、「普段は快適に、でもサーキットも楽しく」ってなクルマな印象がある。
専用品のレカロシートはセリカで使ってた汎用レカロと違って、アルカンターラと本革が高級車みたいだけど、もちろんホールド性も高くて、必要十分でしょう。
一方、ゆとり装備のオートライト、オートワイパーは、いずれも早めにつけたい自分には向かない装備のようだ^^;
■日常使い
あんなハッチバックのなりして、ラゲッジは狭い。これはspec Cに付いてるインタークーラーウオッシャータンクのせいだが、開口部は広く、リアシートを倒せば長いものも積めて便利そうだ。ここは背が高いのもあってGV系より使い勝手は良さそうだし、開口部は大きくとも背が低かったセリカとまた違った活躍をしてくれそうだ。買い物袋フックもあるしね!w
■不満、不安な点
・↑のブレーキもそうだけど、それ以上にスピーカー酷すぎ。いくらspec Cとはいえ、これは近々交換したい。あまりに重量増になることはしたくないから、スピーカー交換と簡易なデッドニングくらいで様子を見てみるかな。
・油温が高い。いまの季節、昼間に高速で巡航すると110度。これはサーキット行くまでに対策必須!あとは水温も見てみたいな。
・現代車全般の悩みだけど、駐車場でちょっと移動するのでもシートベルト外して走ると警告音が鳴る。サーキット走るときはキャンセラー噛まさないといけないのか・・・(;´Д`) 決まり事とはいえ、こんな装備やめようよ・・・
とまあ、そんなところ。
あとは、もう少し走ったら油脂類をもう1回全交換してみるか。フィーリングがまた変わるかもしれない。
ちなみにドアの閉まる音は満足です ←
Posted at 2012/07/11 22:12:05 | |
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