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また夜中に衛星洋画劇場をみてしまった。
「パリ、テキサス」、はるか昔、大学生のころ初めて誘った女の子と初日に見に行って、泥のようになった悪い記憶しか残っていませんでした。所謂ロードムービーで、簡単に言えば、逃げてしまった年の離れた奥さんに子供と会いに行く話しです。ナスターシャキンスキーがきれいだったことくらいしか記憶にないです。

人って自分じゃ変わってないと思っていても、実際には変わっているんだということが実感できました。子供が出ていたことなんて、まったく頭から抜けてしまうくらい覚えていませんでした。この映画を観てなんとも思わなかったなんて、自分の若いころのアホさ加減が実感できました。そんな余裕もなかったのかもしれませんが…。これから、昔観て判ったような気になっている映画をもう一度見直すひつようがありそうです。

最近レンタルDVDを借りるとき、ろくに内容も知らないで適当にタイトルだけ見て借りてきます（大抵はずします）。
見終わった後でいろいろと調べて、いろいろと賞をもらっていることを知ったりしてます。
この映画も例によってながらで見てましたが、途中から全然ながらが出来なくなり完全に仕事がストップしました(>_<)。いまさらですが、非常によくできた映画でした。

落語なんかもCDやラジオでながらで聴いたりしますが、下手な人は全然ながらOKなんですが、名人といわれるような人は、どんなに有名なストーリーで判っているのにも関わらずながらが出来ないです。

仕事が忙しいときに、こういうのに当たっちゃうと大変です。

レンタルのＤＶＤがあったので子供と初めから見てみました。長いんですよこれが、全部で50話以上あるんです。大人はずるして端折って見ました。
子供向けにもかかわらず、破綻や矛盾の非常に少ない話に改めて感心しました。ですがどうしても引っ掛かる点が…。
綺麗な話ではないんですが、下のことです。クララの世話はともかくとして、あの時代のアルプス地方のトイレはどうなっていたんでしょう？現在だと日本の山岳部では浸透式っていう地面にしみこませてしまう物を使っているらしいのですが、人数が多いと処理しきれなくなるようです。
オンジの家はフロントしか決して描かれていませんが、恐らく裏ががけになっていて、物は谷底に落としてしまうようになっていると思われます。非常に恐ろしいトイレだったんでしょうね。山が綺麗なだけに妙に気になってしまいます。
江戸の街は世界に類が無いくらい清潔な都市だったそうですが、し尿処理の循環システムが良く機能していたためだそうです。ベルバラもそういった視点でみると、当時のパリの街中にはそこらじゅに糞尿が落ちていて、街中を歩くときは高下駄みたいな履物を履いていたそうです。なんだか幻滅します。
ってアニメでそんなこと考えちゃいけないんですよね。

子供に付き合ってケロロとゾロリの映画の2本立て。
予想通りですが、ゾロリの方が上手く出来ていました。話の冒頭で結末が見えていましたが、作りなれていて余裕さえ感じられました。
一方のケロロのほうは色々と制限（幼児向けの映画なので）があり、テレビよりも作るのが難しいだろうと思っていたら、予想通りまとまりを欠いていました。評価としては原作＞テレビ＞映画と言うことになってしまいます。色気が出せないのとパロディが入れられないのは、この作品にとって致命的です。

まあ幼児向けなんだから仕方ないですけど。

最近貸しビデオ店で見つけて、面白いのでほぼ全巻借りました。
1960年代に作られた特撮物です。
その後のテレビや映画に多大な影響を与えた作品です。
モノクロ作品ですが、映像の保存状態が良いのかとても綺麗です。
仕事の合間に見るので、ＤＶＤ全17巻を見るには時間がかかりそうです。