廃線探訪　静岡鉄道駿遠線編

昨年さわりだけを実施した駿遠線探訪。
暖かくなったので全線走破に行ってきました。





まず全体ルート。

軽便鉄道では類を見ない総延長約７０ｋｍ近く有ります。当然静岡県の軽便では一番の長さで日本一でも有るそうです。

さてスタートはＪＲ藤枝駅前のバスターミナルから。


地図上の水色線は線路跡と思われる線です。

場面は飛んで大井川へ。

大井川の藤枝側堤防に残っている駿遠線大井川橋梁の橋台跡。上の写真を背にして浜岡側を見ると川底に何やら見えます。
大井川を浜岡側に渡るとやっぱり橋脚跡だ。４０年以上前の物がまだ残ってた。

まだ先は長いので橋脚跡を出発します。


遠州神戸駅跡。③
以前はここに駅舎が残っていたんですが、多分地震時に危険な建物と言うことで撤去されてしまったみたいですね。
駐車場が駅舎跡かと思います。


場面は静波海岸沿い。

ここは線路跡を自転車道に整備し再利用しています。
ここでちょっと休憩。
休憩終了でまた出発。
民家の中や畑の中を通り抜けて相良中学北東に到着。
ここは東から中学校、小学校、高校が並んでいます。
そして小学校の南側に相良民族史料館と牧之原市相良史料館そして牧之原市役所相良庁舎が固まって建っています。
そこの真ん中を線路が走っていた様です。

ここは歩行者と自転車のみが渡れる人道橋ですね。⑦

よく見るとコンクリート製の枕木の様です。犬釘跡が付いています。橋脚は当時のまま。

学校から少し南に行った小堤山公園に向かいます。

公園下に駿遠線唯一のトンネル小堤山トンネルが有ります。⑧

トンネル反対側。⑨

トンネル内には駿遠線を説明するボードが北側と南側に。

更に場面は進み、須々木駅跡や落居駅跡を通り越して行きます。

更に南に行くと自転車道が不自然に曲がっています。


当時の橋脚が有った様で川を挟んで北側を見ると橋台跡が残ってました。
こちら側の線路跡横にも何かの遺構が残ってます。

地頭方駅が有ったと思われる場所⑪の近くの橋。

橋台はそのまま使われているみたいです。
その場所で１枚。


ここの橋と言っても用水路を跨ぐ橋⑫にも枕木が流用されてます。

場面は更に進みますが途中道を間違え、ちょっと迷走しています。

ここの川は橋台が見あたりません（⑬)。仕方が無いので⑭の方へまた戻ると玄保駅跡。ここは自動車屋に成っていてそこの南側に駅標と説明板があります。

ルートがいつの間にか消えていたのでまたまた迷走してます。
多分↓の水色線の辺りが線路跡かと思われます。

今回の中で一番廃線らしかった場所に近づいてきました。

ほとんど手つかずの路盤跡が沢山。
こんな感じなのが①②③④残ってました。
しかもこれは踏切跡！

ってところで掲示板に写真が掲示出来なく成りました。
後編はアメブロの方に。